(本の要約)

・保守的な投資を5割に「その他」で夢を見る

・3段階で積み上げる資産形成ピラミッド「2:3:5の法則」

 

◆1段目『ローリスク・ミドルリターン』の保守的な投資

   ・主な投資対象

    ここではグローバルな優良企業かつ高配当銘柄を軸として、インカムゲイン(配当金)とキャピタルゲイン

  (値上がり益)で年率10~12%の成長を狙います。もちろん、配当金も値上がり益も、再投資して複利で

  資産を増やしていきます。

 

◆2段目は『ミドルリスク・ハイリターン』で積極的な投資

 ・主な投資対象

    高成長を続けており、株価が将来的に10倍(テンバガー)になることも期待できそうな銘柄です。

    これに短期的に収益を得られる『オプション取引』を組み合わせます。個別株のオプション取引は、

  現物株としても魅力的な銘柄を対象にしたオプション料、つまり“保険料の取引”です。

  この2段目で目指すのは年率10~20%の成長。保守的な投資と同じように配当金も値上がり益も再投資して

  複利で資産を増やしましょう。

 

◆3段目は、2段目の積極的な投資で生まれた超過収益を活用しながら『ハイリスク・ハイリターン

 ・主な投資対象

  年率20~50%の収益を狙います。投資対象としては、個別株の『オプション取引』のほか、

   『ペニーストック投資』『コモディティー投資』『ベンチャーキャピタル投資』『SPAC投資』。

  3段目は大きなリターンが期待できる半面、資産を失ってしまうリスクもあるから、富裕層未満で金融資産が

  少ないうちから、3段目の超積極的な投資を行う必要はありません。

 

世界の富裕層がやっている投資術「2:3:5の法則」 100万円→2億4000万円になる可能性も(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース