2025年8月3日朝グラスゴーを離れ南へ向かい、1時間ほどでグレトナ・グリーン(Gretna Green)に着きました。
皆で駐車場でバスを降りてから村を散策し始めました。
 
グレトナ・グリーン(Gretna Green)の村のマップ:
 
グレトナ・グリーンはスコットランドのダンフリーズ・アンド・ガロウェイ地方にある小さな村で、「駆け落ち結婚(runaway wedding)の聖地」として有名です。
イングランドとの国境にほど近く、カーライル(Carlisle)から車で20分ほどの距離にあります。 
 

18世紀のイングランドでは「親の同意がなければ21歳未満の若者は結婚できない」と法律で定められていました。
しかし、スコットランドではそのような制限がなく、16歳以上であれば親の同意なしに結婚が可能だったのです。

 

そのため若い恋人たちは国境を越えてスコットランドに駆け落ちし、最初にたどり着く村がこのグレトナ・グリーンだったのです。

今日でも年間数千組のカップルがグレトナ・グリーンで結婚式を挙げています。
特にロマンチックな意味を持つ場所として、結婚式や再誓約(vow renewal)の地として人気です。
 
グレトナ・グリーンでの結婚式は村の鍛冶屋(かじや)(Blacksmith)で行われていました。
結婚の合法性には特定の司祭などは必要なく、「証人の前で意思を示す(しめす)」だけでよかったため、鍛冶屋がその役割を果たし(はたし)ていたのです。 
 
鍛冶屋(Blacksmith):
 
 
この巨大な手の像は旧鍛冶屋の敷地に設置されているアート作品です。
二つの手がしっかりと結ばれており、愛と結び(むすび)つき、そして国境を越えた絆(きずな)を象徴しています。 
 
 
 
今の村は観光スポットとして沢山のカフェやお土産屋が並んでいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
村のあちこちで沢山の愛の象徴的なモニュメンが見られました。
 
 
 
 
 
 
 
 
村の外にある芝生で大量の愛の南京錠を見かけました。
それらの愛の南京錠は「LOVE」という文字が見えました。
 
 
 
村から海辺を見ると沢山の風力タービンが見られました。
 
風力タービン: