台中市の郊外にある新社という田舎の町は毎年11月から12月まで、新社花海(しんしゃかかい)という大規模な花のイベントが開催されます。

広大な農地を利用して色とりどりの花々が美しく咲き誇り(ほこり)ます。

コスモスやヒマワリやサルビアなど様々な種類の花が見られ、大勢の観光客や写真愛好家が訪れます。

 

実は新社花海の開催地の近くでは様々な小規模の花の農園が常に営業しています。

 

2025年2月18日朝、私と妻は新社町から車で20分程離れている「ラベンダーの森(薰衣草森林)」と「沐心園(もくしんえん)」を訪れました。

 

ラベンダーの森(薰衣草森林)は2001年に二人の女性の林庭妃さんと詹慧君さんによって造られました。

 

彼女たちは都市生活を離れ「夢を形にする」ため、台中の山あいに移り住み(うつりすみ)ました。

そこは山と森に囲まれた自然豊かな場所で、何もないところから小さい面積からラベンダーやハーブを手作業で植え始めました。

 

そして香ばしいコーヒーの香りが漂う、心安らぐカフェをオープンしたのです。

この小さなカフェと花畑から始まったラベンダーの森は、次第に口コミで広まり、「夢を実現する場所」「心が休まる場所」として多くの人々に愛されるようになりました。

残念なことに詹慧君さんは2013年にガンで亡くなりました。

 

駐車場の直ぐ隣にあるチケット・ブースで200元でチケットを買い、森に入りました。

 

 

ラベンダーの森のチケット・ブース:

 

 

カフェ:

 

 

私と妻はカフェの前で創業者の林庭妃さんに出会い、彼女の勇気を褒めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

園内に植えってあったラベンダーの数量はもちろん北海道やバンクーバーのラベンダー園より少なかったけど、女性の創業者の勇気が本当に羨ましかったです。

 

  

 

 

 

私達は園内のレストランで昼ご飯を食べて、次のスポットの沐心園に行きました。

 

台中市新社にある「沐心園(もくしんえん)」は標高約800メートルに位置しているため、涼しい気候と清々しい空気が魅力です。

園内には散策路や展望台が整備されており、台中盆地を一望できる絶景が広がります。

 

カフェや軽食のレストランもあり、花々を眺めながらのんびり過ごすことができます。

2月の中旬に園内の桜が咲いていて、花見の場所として人気です。

 

沐心園:

 

 

 

 

散歩中に一人の若い女性に出会い、お願いして彼女の綺麗な姿を撮らせてもらいました。

 

 

 

園内に急斜面の坂道と階段が沢山あり、登る体力が必要な場所でした。

 

 

 

 

 

1時間の散歩が終わったら、凄く疲れました。