私のブログで新型コロナウイルス(SARS-Co-2;新コロナと略)の特性について、これまで詳細に述べてきました。

 

 

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まとめてみますと、新コロナは感染力が強く、無症候性キャリアーの人が多数存在し、次々と感染を広げ、殆どの体液にウイルス遺伝子は存在し、便や唾液から生きたウイルスの排泄もあるらしいことが分かりました。

高齢者や基礎疾患のある方は重症化しやすいようですが、殆どの方は軽症であることも分かってきています。

即ち、ウイルス側の毒力と、受け手側の反応で新コロナ感染症の病態が決まってくるわけです。

 

 

さらに日本という環境を考えると、現在まで無制限に外国籍の人の来日を放置している状態では(国内で自粛をしても意味がない)、感染の大爆発が起きない方がおかしいと考えます。

日本では殆どが軽症で、病院に受診をしない例がかなりの数存在していたのではないかと私は考えています。

(新コロナに対する抗体の迅速診断キットが発売され、これにより過去に或いは現在進行形で新コロナに感染したと言うことが分かります。

最近更に、ベッドサイドで診断できるイムノクロマト法による新コロナそのものを測定する抗原迅速診断キットが発売になりました。)

 

外国の子どもの死亡例とか、若い女性(クライシスアクトレス)の酸素吸入をしながら呼吸の苦しさを訴える映像、NYCでICUの医師と称する人がICU内の映像を映しその映像が世界中に流れたり、日本の芸能人が死亡したことがセンセーショナルに報道され、ネガティブな面ばかり強調して「恐怖」の心を世界中の人に植え付けてきましたが、少なくともこれらの例はフェイクであったり、新コロナではなく持病で亡くなった可能性が高いようです。

 

 

なぜ、日本では大流行が起きなかったのか、そこに日本独自の文化や食生活などの利点が、日本人の自己治癒力、免疫力を支えているのではないかと考え、その辺も考察していきます。

実際に、1989年のスペイン風邪でも世界の致死率と比較し、かなり低い致死率だったことがわかっています。

 

 

1.日本人は穢れを嫌う民族で、清潔好きです。

 

家に土足で上がらない、毎日シャワーでなく入浴する(若者はシャワーだけという割合の方が高いかも)、水洗トイレが充実している、お辞儀をする文化で、握手、キス、ハグをする習慣は最近までなかった。

そして、水源が豊かな国である。

 

新コロナでは便から生きたウイルスが排泄され、感染源として重要なので、水洗トイレはウイルス拡散の軽減に役立っていると思います。

 

2.和食(梅干し、緑茶、海藻、味噌、納豆、玄米)は抗酸化作用があり、発酵食品が多く、優れた食材です。

(細かいことを言えば、現代においてはこれらの食材の産地、製造法、遺伝子組み換え食品を使用していないかなどは重要なポイントとなります)

 

緑茶や海藻類が優れた食品であることは後ほど述べますね。

 

 

 

このような事実を前提として、私が今実行している対新コロナ対策を述べます。

 

 

B. ウイルスの感染を未然に防ぐ、或いは感染しても発症しない未病とする工夫、更に重症化する前に出来ること

 

以前のブログで書いた内容を新しい情報と一緒にまとめて、私(リスクファクターの高い高齢者)が実行していることを列挙しました。

 

1. 院内の感染予防には、新コロナが空気感染もする可能性を考え、全てアロマオイルのスプレー、ディフューザー、アルコール消毒で対応し、診察時にマスク(要すればN95)、必要があればゴーグル、防護服を着用します。

便座の清拭はアロマオイルスプレーでお願いしています。

最近このアロマオイルスプレーが新型コロナを消毒できるという論文が発表されています。

 

 

2. 自らの健康を保つための先ず引き算

最重要と考えているのは、日常的に摂取する食事(身体を造る土台です)と、腸の健康です。

日本の食材は、農薬、食品添加物、遺伝子組み換え食品の使用量が世界一なのです。

 

これらが腸に毎日入ってくれば、リーキーガット症候群(LGS)になり腸の健康を保つことはとても困難で、100%現代人はこの状態になっていると考えます。

全ての病気は腸から始まると2500年の昔からヒポクラテスも指摘していますので、私はできる限りこれらの物が入っていない、安心・安全な食べ物を取り入れています。

 

 

日常の食事は和食中心ですが、「ま・ご・わ・や・さ・し・い・こ」を摂るように心がけています。

 ;豆(LGSを起こす基であるレクチンが多いので発酵食品に限定)、

 ;ごま、

 ;ワカメ、ヒジキ等の海藻(農薬に由来するヒ素に注意)、

 ;野菜、

 ;魚(水銀などの考慮が必要)、

 ;(椎茸などのキノコ類)、

 ;芋、

 こ;酵素-発酵食品 

 

緑茶に関してですが、色々な機能性食品の有効成分(クルクミン、ケルセチン、レスベラトロールなど18種)を分子ドッキング法で調査した中で、緑茶の成分のエピガロカテキンガレート(EGCG)が、新コロナ蛋白の受容体結合部位に一番よく当てはまり、ウイルスの結合を阻害する可能性のあることが分かりました。

FDAがつい最近承認したレムデシビルやトランプ大統領の言及したクロロキンよりも結合力が強かったそうです。

 

 

しかし、EGCGは、カテキンの中の1種で、他のカテキンは高濃度に摂取すると劇症肝炎を起こす危険性があり、EGCGのみ摂取するには最高級玉露あたりでないと良いカテキンは得られないとも言われていますので、サプリメントで摂る場合も注意が必要です。

渋みの強いお茶はEGCGが少ないようです💦

 

 

 

3. 外出の際はアロマオイルを塗布したマスク、帰宅時は鼻腔洗浄、うがい、手洗いの励行はしています。靴底はアロマオイルスプレーで消毒しています。

 

マスクは咳エチケットと顔を指でいじらないために必要です。

唾液中からウイルスの排泄もあるので、咳エチケットは非常に重要となります。

米国ICUのドクターが感染をしないコツの一つに通常のマスクを挙げ、その理由がマスクをすれば顔を触らないので、指で目や鼻を擦らないからと言っていました)

 

公衆トイレとスイミングは新コロナ流行中は避けます。

 

 

4. 日常のルーチンで行っていること

 

 ①良質な睡眠(アロマオイルの足裏への塗布、就寝前の入浴時エプソムソルト+アロマオイルの使用など)、

 ②適度な運動(自粛で非常に運動量が減っているので、工夫しないと、、)

 ③日光に当たること(これも意図して積極的に行うこと)、

 ④笑い(最低1日1回は実行、綾小路きみまろさんのYouTubeは効果的😆) 

  

 ⑤深呼吸(隙間時間に思い出したときに、全身の血流の循環を促す)

 ⑥グラウンディングで地球の鼓動・シューマン波と同調(これは脳の松果体、下垂体、視床に共鳴するためとても重要ですが、近場で芝生に接することが難しい場合は、アロマオイルで代用するか、地球の土と繋がるところをイメージします。)

 

をできる限り実行しています。

 

5. 足し算は現代の食材から失われているビタミン、ミネラルを補うための良質なサプリメント(原材料の産地の確認、保存剤、添加物が安全かどうか、内容量、他の成分との比率は適正かなどを検討して)を摂取します。

 

日本オーソモレキュラー医学会の提唱しているサプリは全てウイルス感染に対し予防的にも、症状の緩和にも役立つと証明されており、これらのサプリを単独ではなく同時に摂取することが大事で、私は毎日摂取しています。

 

 

①ビタミンC(VC) 

私が医学部生の頃、ノーベル賞を2回も受賞したポーリング博士がVCが風邪を治すと述べていることを知りましたが、その当時全く馬鹿げたことだとその根拠を調べようともしませんでした。

博士は毎日VCを18g飲用し、93歳の長寿を全うされ、私は今やっとVCの素晴らしさを改めて認識しました。

 

中国、韓国ではこのVCの大量点滴療法が新コロナの治療に用いられ、奏功しているようです。

 

白血球の貪食作用を強め、ウイルスの構築を阻止したり、ミトコンドリアのエネルギー産生を高め、抗酸化作用があるなど、VCを体内で合成できない人類にとって必須のビタミンだと思います。

 

 

②ビタミンD(VD)  

VDはビタミンと言うよりホルモンと考えたほうが良いようです。ブログにまとめてありますので参照してください。

 

 

③マグネシウム(Mg)    

現代の食材はやせた土地と化学肥料から得られるので、Mgが足りず、更にカルシウムの補強がされている事が多いので、余計Mgが足りなくなっています。体内にある700-800種類の酵素の働きに必須のミネラルで、殆どの慢性病(糖尿病、心臓病、高血圧、偏頭痛他、、)の主要な原因となっています。Mgはやはり腸管での吸収が悪いので、エプソムソルトの経皮吸収でもMgを取り入れられます。

 

④亜鉛(Zn)  

Znはコロナウイルスのポリメレース活性を阻害するようです。

 

Znは免疫機能も保ち、300種類以上の酵素の働きに関わっている重要なミネラルですが、吸収が悪いためイオノフォアというイオンの膜透過性を亢進させる分子が必要で、その一つがクロロキンだそうです。また、緑茶にあるEGCGもその作用があるようです。

 

 

⑤セレン(Se)    

Se欠乏によりウイルスが毒性の強い株に変異することが認められています。

 

 

 

6. 点滴をしたり、効果があると喧伝されている合成薬について

 

①ビタミンC(VC)の大量点滴療法を定期的に行う

 

大量のVC点適療法は強力な抗ウイルス効果があると分かっているのに、なかなか報道に出てきませんが、これを定期的に血中で適正な量になるようなVCの点滴を実行している方もいらっしゃいます。

私も定期的に1-2週に1回マイヤーズカクテル(VCとビタミンB群、Mg、Ca)を健康増進と予防目的で点滴しております。

 

 

②抗マラリア薬のヒドロキシクロロキン

リトナビルやファビピラビル(アビガン)で効果のなかったICU入院重症例2例に、ヒドロキシクロロキンの内服で救命し得たケースレポートがあります。

 

新コロナのS蛋白がヘモグロビンのFeイオンを解離させ酸素交換を阻害する可能性があり、それをヒドロキシクロロキンはブロックしてくれると考えられ、更にZnのイオノフォアでもあるこの薬剤を、新コロナ感染症の疑いがあり息苦しさを感じたときは、私は服用すると思います。

ヒドロキシクロロキンは、服薬期間が比較的短期でも効果が認められているので、副作用が出る前に中止できそうです。

 

③抗原虫薬のイベルメクチン

大村智博士が開発し、ノーベル医学・生理学賞を受けた抗寄生虫薬です。

様々なウイルスタンパク質の核内移行を阻害して、エボラウイルスや新コロナにも効果がある事が分かっています。

 

 

④急性膵炎治療薬のナファモスタット(セリンプロテアーゼ阻害薬;静注用)

ブログで説明したセリンプロテアーゼ(TMPRSS2)が関与するウイルスの膜融合を阻害し、ウイルスの侵入を阻止する効果があります。

https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00060.htmlより引用

 

⑤抗体治療

新コロナ感染症回復後の患者さんの血清を使用して効果があったとする報告や、最近日本でもアルパカから作成したVHH抗体という合成された抗体を使用して治療をするという試みも始まっているようです。。

 

 

②~④は合成薬の中でも比較的副作用が少ないと考えられ、古くから使用されている薬剤で、新薬のレムデシビルを使用するよりよほど安全性が高く、廉価で使用できると考え、私はヒドロキシクロロキンかイベルメクチンは使用すると思います。

 

ヒドロキシクロロキンをアジスロマイシン(抗生剤)と併用して治療効果が認められたとする報告も出てきましたが、抗生剤は私は予防的には使用しません。

 

 

 

7. 5G等の電磁波対策には、身につけられる電磁波対策デバイスで、電磁波の害を少しでも軽減し、ウイルスを更に活性化させない工夫をします。

 

 

8. パンデミックは第2波、第3波がやはり来るようです。

インフルエンザ・スペイン風邪のパンデミックでは第2波の方が重症例が多くなり、その原因がサイトカインストームで、更に最近では幼少時にインフルエンザのパンデミックを体験した年齢(抗原刷り込みantigenic imprinting;original antigenic sin)も関与しているともいわれています。

 

 

前回のブログで説明しましたように、新コロナでも抗体依存性感染増強(ADE)→サイトカインストームが起こっているとする論文も出てきており、そこから急性呼吸窮迫症候群(ARDS)が続発してきます。

 

 

このサイトカインストームを軽減する工夫は、海藻類にあるフコイダンが効果があるとする論文もあり、私は日常的に根昆布とか海藻類を意識して摂るようにしています。

ただし、甲状腺機能低下症のある方は、過剰摂取は害となります。

 

 

ARDSが起こりそうになったとき、Feイオンの解離を防いでくれるかもしれないヒドロオキシクロロキンはイオノフォアの役目も持っているので、効果があるのではと期待はしていますが、基礎的なビタミン、ミネラルが充分に補充されての上でのことだと思っています。

 

 

 

9. ワクチンに関しては、前回のブログに述べていますのでご参照ください。

 

 

 

 

 

 

C. 重症化したときに、自分が受けたい治療

 

ARDSを起こしかけたとき;

 

 ●信頼できる治療家にエネルギー的な遠隔療法を依頼する。 

 ●VC大量点滴療法+ステロイド剤の静注+新コロナ対応の波動水の点滴(ヒドロキシクロロキンの併用とMg、Zn、Seはもちろん摂取していた上で)

 

これ以上の治療は望まないと思います。

 

 

今まで新コロナの特性を詳細に調べてきてこのウイルスの全体像がだいたいつかめてきました。

病気は多因子で起こってきます。

 

ウイルスの毒力とそれに対応する個体の反応で、新コロナ感染症の病態が決まってくることが分かりました。

 

新コロナ感染症での重症例は、受け手側の免疫暴走状態から起こってくることとウイルスのヘモグロビンに対する影響(酸素と二酸化炭素の交換ができない)の両方が考えられます。

 

ウイルス側の反応は、高価な抗ウイルス薬でなくてもVC等廉価で安全な方法で対応できると私は思います。

 

ウイルスの変異が「自然」の力により宿主へとの共生に向くように変化し、集団免疫が形成されることを待つ必要もあるようです。

 

後は受け手の反応をどのようにコントロールするかだと思います。

つまり、発症してくる要因は自己責任の部分が大きく、個々人がどう対応するかという問題に行き着くのではないでしょうか。

人のせいにして怒りをため込むのではなく、今、自分に何が出来るのか、自分の生き方が問われているのではとも感じております。

メディアの影響でコロナ→死というストーリーができあがっていると、パニックになり、ノーシーボ効果から免疫力が下がることも考えられます。

 

とにかく、個人の自己治癒力、免疫力を整えることが必須で、私(高齢者)がこれまでどのような対応をしてきたかを長々と😆述べました。

 

 

 

 

 

D. 新コロナが私(或いは私達)に何を問いかけているのか?

 

 

このブログ記事のトップに掲げた心理の図は米国の企業家、カール・ジョンソン氏によるものです。

私は現在、学びのゾーンにいると思います。

(因みに、根拠なき大丈夫、関係ない、の方達は、事実から目を背けている恐れのゾーンに入るそうです)

更に先の成長のゾーンに進むため、新コロナが私に問いかけていることを、ここで考察します。

 

物事にはどんなに悪いことでも、必ず良い部分がある事は経験してきました。

 

俯瞰的に眺めるなら、世界各国でロックダウンで足並みをそろえることにより、人間の活動がいかに地球を汚しているかが分かりました。

インドの都市封鎖では、30年ぶりにヒマラヤ山脈の絶景が見られたそうです。

 

  

https://news.biglobe.ne.jp/trend/0421/kpa_200421_0286974969.htmlより引用

 

しかし、その一方で日本でも、緊急事態宣言が発令され自粛の生活が始まり、基本的人権を制限する機能を内閣が持ってしまったわけです。

 

私自身は、多分変化を恐れ、嫌って、安定な生活を望んでいたと思いますが、新コロナにより今までのコンフォートゾーンから否応なく抜け出すことを強要されています。

しかし、その新コロナの後押しにより、今自分が死ぬまでにやるべき事は何か、今に生き、未来を見据えて、自分の人生の目的を今一度見直して、その目的に沿ってまた歩みを進めていこうという決意を新たにしています。

 

人間は社会的な動物であり、一人では生きていけないと私は感じています。

私達の身体は9割が細菌で出来ていて、そのマイクロバイオーム(微生物叢)に生かされていると言うことも最近分かってきています。

ウイルスも進化の過程で必要なものがあったとも言われています。

手洗いで、合成界面活性剤の入った石けんで洗うと、皮膚に住んでいる必要な細菌まで除去してしまうと言うことも考えなくてはいけません。

全ては繋がって動いているのだと思います。

 

幸い、私はこのコロナ禍をきっかけとして、私と同じような目的意識を持つ仲間達との絆を深めることが出来、その仲間達とともに活動をして自分の目的を達成していこうとする目標が出来ました。

 

人間は100%の確率で必ずいつかは死にます。

でも、道半ばで倒れたとしても、私は病院で様々な管に繋がれ、親しい人にも最後まで面会できず、死後もお骨になるまで肉親との別れも出来ないという最後(新コロナで死亡した場合はそのような経過をたどります)だけは決して選択しないです。

 

何時死んでも悔いのない人生を過ごし、最後は「良い人生だった」と思えるように、死ぬまでにやれることを一つ一つ重ねていきたいと、そしてその中の一つとしてこれまで私を生かしてきてくれた、また、迷惑をかけ続けてきて多分悲鳴を上げているであろう母なる地球に深く感謝して、幾ばくかでも地球に恩返しをしたいと改めて思いました。

 

最後に、私がこれまで述べてきた方法は、あくまで自己責任で行っている方法で、読者の皆様にお勧めする治療法でも、診断法でもないことをここに改めてお断りいたします。

でも、皆様の人生の中で、この記事の中の何かがお役に立つことがあれば幸甚ですおねがい音譜

 

 

 

 

 

ゆいクリニック院長   由井郁子(ゆい・いくこ)

 

 

 

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