ゆいクリニックは4月から自由診療を導入することにしました。
それに伴い、HPをリニューアルしましたので、覗いていただければ幸いです。
クリニックが何故自由診療を導入したか、その理由をHPでも述べさせていただきましたが、ブログの方でも再度説明させていただきたいと思います。
私達の腸は悲鳴を上げています。
人の身体は「食べ物」から作られています。
その食べ物は腸で消化、吸収されて身体を作り上げ、また、その中のタンパク質はアミノ酸まで分解された後、吸収されて、消化酵素、代謝酵素、ホルモン、免疫を担う物質、神経伝達物質など様々な身体の土台をつくる元となっています。
このことから、その「食べ物」が心の有り様まで左右することもうなずけると思います。
その腸の働きが今壊されているのです。
腸は自分の作る消化酵素だけで食べ物を取り入れるのではなく、いわゆる善玉菌の腸内細菌の助けも借り、食べ物が消化分解され、さらに腸内細菌が作り出す物質(ビタミン、短鎖脂肪酸など)の恩恵も私達は受けています。
その腸内細菌叢、さらに栄養を受け取る腸壁が、様々な環境因子(農薬、食品添加物、抗生剤、消炎鎮痛剤、精製白糖によるカンジダの異常増殖など)により破壊されてきています。
私達の腸は丁度、植物の根の様だと考えることも出来ます。
大地の有用微生物が植物の根の周りについて、植物に栄養を与え、微生物もまた植物が分泌する栄養をもらっているという循環があります。
農薬で汚染された土壌では有用微生物が死に、化学肥料だけを蒔かれた農地であれば、栄養分の少ない出来損ないの作物となることが予想され、この循環が破壊されていて、私達の腸内でもこのようなことが起こってきていると考えます。
長年患者さんを診察してきて、現代人には新型栄養失調とも言うべき決定的なビタミン、必須ミネラル不足が存在し、水銀、ヒ素などの有害ミネラルが体内に蓄積していることが、オーソモレキュラー医学(分子整合栄養医学)による血液生化学データの深読みと、毛髪ミネラル検査で認識することが出来ました。
その不足をサプリメントで補おうとしても、とてもその効果が悪いことにも気付きました。
腸がちゃんと消化して吸収することが出来ない状態の人が多いのです。
”All disease begins in the gut."
医聖ソクラテスも、全ての病気は腸から始まると言っています。
腸を健康にすることが、全ての病気の根本治療として必要であることがご理解頂ければ幸です。
日本人寿命は延び続け、平均寿命が90年になろうとしていますが、一方で、自立した生活を送れる期間「健康寿命」は男性では9年、女性では12年も平均寿命より短いそうです。
最後まで肉体、精神、魂が健康な状態で、自立できる生活を送り、人生最後に「ああ、良い人生だった」と言えるような時を迎えられるよう、まず、腸の健康を取り戻すお手伝いをクリニックで提供したいと考えました。
A.点滴治療
その一つとして、腸の消化吸収機能の劣化に伴う、栄養不足を補うことを目的に、点滴療法をクリニックで行います。
点滴療法は保険診療の適応とはならない治療法です。
点滴の内容、費用に関してはクリニックのHPをご参照下さい。
a. マイヤーズカクテル
b. 高濃度ビタミンC点滴
c. αリポ酸点滴
d. グルタチオン点滴
e. アミノ酸点滴
患者さんの個々人の状態に合わせて、上記5種類の点滴の組み合わせを考え、実施します。
点滴で栄養不足を補う事で、自己治癒力を発動させ組織の修復を促し、更に腸内環境を整えるためのメディカル・アロマオイルを用いた方法を構築中です。
オーソモレキュラー医学に基づく血液生化学データの深読みや毛髪ミネラル検査から、足りない栄養素を点滴後もサプリメントで補充した方が良い場合は、お伝えいたします。
また、相談に見えた患者さんの出来る範囲での食生活の改善を提案して、更なる腸を傷害する環境因子の排除を提案していきたいと考えています。
心の持ち様が肉体に影響を及ぼしていることはよく知られています。
恐れ、悩み、怒り、憂鬱等の否定的な心の状態にあり、それが患者さんの身体に、特に腸に影響を与えている場合は、バッチ博士のフラワーエッセンスを用いたり、メディカル・アロマオイルを用い、肉体のケアや、精神、魂の部分に効果があるとキネシオロジーテストで判定できたときに、提案させて頂きます。
B. 健康診断
クリニックでは、保険でカバーできない検査を含めて、オーソモレキュラー医学による血液検査の深読みをして、その深読みから身体全体の不調を探し出して未病に取り組む予防医学を推進するため、自費の検査を導入しました。
血液/尿・検査で色々なセットを組み、その結果から患者さんにとって更に健康になるために何を除去し、何が必要な栄養素なのか、さらに自己免疫疾患やガンの可能性も探ります。
血液検査で異常が見つかり、更に精密検査が必要な場合は提携している基幹病院(川崎市立川崎病院、済生会横浜市東部病院、北里大学北里研究所病院等)にご紹介いたします。
それぞれのセット検査の内容と、費用はHPをご参照下さい。
また、現代人にほぼ必発しているストレスから起こってくる副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)の検査として唾液採取による副腎ストレス検査(コルチゾール日内変動)、腸内環境を改善するために腸内環境の指標である、腸内細菌叢(腸内フローラ)の腸内DNA検査、も実施します。
保険診療と異なり、100%自己負担となりますが、皆様の健康増進、病気を未然に防ぐために、とても役立つと考えております。
是非ご活用下さい
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