新幹線延伸前の福井とえちぜん鉄道の旅 その6:福井県立恐竜博物館編 | ライス一番のほぼ鉄道の旅ブログ

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鉄道の旅、散歩を中心に、趣味(音楽やPC関連)、仕事(IT関連)など、気ままに書き込みたいと思います。

旅の2日目(2023年10月28日)、
早朝の福井駅から、
えちぜん鉄道勝山永平寺線
勝山駅まで乗車して、
直通バスで「福井県立恐竜博物館」へ向かった
続きになります。

この1年前(2022年10月)に続いて、
2度目の「福井県立恐竜博物館」入館です。
https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/



入館してからは、
長いエスカレーターで地下まで下ります。



地下に着いてから、
暗くて細い通路を歩きますが、
壁に化石などがあってワクワクしますね(笑)



常設展示室に入って、
「恐竜の世界」の展示の最初には、
現地で発見されたままの状態の、
カマラサウルスの骨格化石の複製があります。



広い展示スペースの中央には、
リアルに動いたり吠えたりする、
ティラノサウルスが展示されてます。



その周りには、
沢山の恐竜の全身骨格展示があります。



恐竜の全身骨格の展示は50体あって、
そのうち10体は実物の化石だそうです。

数も大きさも圧巻なのですが、
ライティングで幻想的な雰囲気があります。



恐竜が生息してた当時の背景も美しく、
見せ方の工夫が素晴らしいです。



大きな対面スクリーン「ダイノシアター」は、
恐竜が生きた時代の動画が上映されていて、
恐竜の時代が楽しめます。



階を上がっていくと、
「地球の科学」というテーマで、
地球科学の歴史、陸と海の堆積物、
堆積物に埋積された化石、地球の活動、
その活動でできた岩石や鉱物など、
展示・解説されていて勉強になります。



「生命の歴史」の展示スペースでは、
生命誕生から進化と絶滅を繰り返して、
人類誕生までの歴史が展示・解説されてます。



骨格標本も多数あって興味深いです。

上階から眺めると絶景ですね!



じっくり解説まで読んでいたら、
半日以上かかりそうなボリュームの展示なので、
このブログ記事ではかなり省略します(汗)

常設展示室の最後に、
最もコワイ生物の人類の展示を見物します。
(あー、コワイコワイ)



次はミュージアムショップへ行きます。



ミュージアムショップには、
沢山のグッズやお土産が売ってますが、
まだ10:20ごろなのに人が多いので、
早めに買物を済ませた方がよさそうです。



写真は省略しますが、
デザインがカッコいい現地限定のTシャツと、
クリアファイルを買いました。

買物のあとはいよいよ、
2023年7月14日にリニューアルオープンした
スペースへ向かいます。



その途中、細い通路があって、
その先には・・・



化石研究体験室があります。



化石を見つけて、見わけていく目を養う
「化石発掘プラス」、 
ティラノサウルス・レックスの頭骨を組み上げ、
その解剖学的特徴を学ぶ
「T.rex頭骨復元」、 
本物の道具を使って恐竜の歯を取り出す
「化石クリーニング」、 
CT画像を使って化石の非破壊観察を行う
「CT化石観察」
などの本格的な体験メニューがあって、
予約(別料金)が必要ですが面白そうです。

小さい子供がいたら、
それを名目に一緒に体験したいです(笑)

そして、大きなエスカレーターを下ると、
「恐竜の塔」が圧巻です。



ここには収蔵庫があって、
化石や骨格などの標本を保管していて、
ガラス越しに見えるようになってます。



その先には特別展示室があります。



特別展示室には「3面ダイノシアター」があって、
特別展を開催していない時期には、
CG恐竜映像が上映されてます。
(無料です)



前と左右に囲まれた高さ9m×横16m×3面の
巨大スクリーンでの映像は圧巻です!



3面それぞれで恐竜の生態が見れますので、
3周半視ました(笑)

このときの映像作品は、
福井駅前の風景から始まって、
恐竜が動き出して時代が変わってゆくという、
演出はよく考えたと思います。



「福井県立恐竜博物館」へ行く前に、
福井駅前の恐竜を見ておいたので、
ああなるほど!と、面白さも倍増でした。

「展示解説アプリ」というのもあって、
予習や疑似体験もできてオススメです。
https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/museum/commentary_app.html

このときは昼頃までの見物でしたが、
大規模な展示で時間が足りないので、
「福井県立恐竜博物館」には
また訪れたいと思います。

このあとは、勝山駅へ戻ります。
・・・続くニコニコ