夕食後


旦那が 急に
胸を押さえてうずくまった…




だ、だ、大丈夫⁉️
苦しいの⁉️




と 私が びっくりして聞くと




胸を押さえながら
うなずく旦那。



自分で体制を変えながら
呼吸を整えようとしている。



そして
そのままベランダに出て
大きく息を吸い込んでいた。



しかし
意識も しっかりしてるし
発作のようでもない…




旦那の呼吸が整うまで
5〜6分ほど 
そのまま 2人で
ベランダにいた。




私は旦那の背中を
ずっと さすっていた。




もちろん  とても心配し
いつでも救急車を呼べるよう
心構えもしていたが





でも…

私は…

どこか…冷めた目で
旦那を見ていた…





これが 我が息子達に
同じ状態が起これば
体が震え 泣き出し
慌てふためきながら
救急車を呼んだかもしれない。





でも

旦那には


そうはならなかった…




ベランダで
呼吸を整える旦那の
背中をさすりながら



空を見上げ




もし…
もし 今  あなたに
不慮の事態が起きても

それは
なるべくしてなったこと…


それは
受けるべくして受ける
あなたの罪…





そんな
冷酷な思いを持っていた
自分に 気づいた。





だけど
本当に
旦那が この世からいなくなると


悲しい
辛い
苦しい
寂しい




でも
長年 受けてきた旦那の
裏切り行為で
既に私は



悲しい
辛い
苦しい
寂しい


の思いをさせられ生きてきた。




そこから
冷酷な私が芽生えても





おかしくはない…