慌ただしく過ごしていたら、あっという間に週末を迎えようとしています。
びっくりするわぁ、もう。
今日は明日の演奏会を前に行われているリハーサルに参加。
コロナにも負けず、昨年も開催した定期演奏会。
ただし、客席には半分のお客様しかお入り頂けません。
来年こそは…の期待を込めて、その分良い会になりますように。
このお仕事の原稿作成と自分の荷造り、
そしてショートステイに行く母の荷物の用意に3ヶ月ぶりの総合病院受診、
更に3年ぶりのシンチグラフィ検査と
日常生活に加わったアレコレに時間を費やしておりました。
今朝は母を施設に送り届けた足で60kmの道のりで会場入り。
リハーサルが始まって少し経った頃、従姉から連絡が入りました。
この町に住む親戚のおじさんの訃報でした。
コロナ禍なので家族のみで送るから、との事だったけれど
このタイミングですぐ近くに居る私は家族を代表してお別れすべき、と
リハーサルを終えて従姉と一緒にお通夜に伺ってきました。
今日の私の仕事はリハーサルに立ち会うこと、なので
例年カジュアルな格好で参加します。
前日準備をした時に出していたのは、動きやすいパンツに赤いガウン状の上着。
それが何故か昨日になって、
お客様の前じゃないからと言っても、赤が派手過ぎるかなぁ
と、グレーのセーターとパンツにネイビーのジャケットに急遽変更。
例年よりずっと地味で、カジュアルでもない格好で来ておりました。
いくら何でもお通夜に赤い洋服って訳にはいかないから、変更しておいて良かったー。
不祝儀袋だけでなく、洋服まで買いに走らなきゃいけないところだった。
これを虫の知らせ、と言うのかしら。
「顔を見せにおいで」と、おじさんに言われたんだろうなと思いました。
今回だけでなく、似たような事が今までにも何度かありました。
偶々仕事がない日だった、とか
思わぬ方からお知らせがあった、とか。
不義理をしないよう、
ちゃんとご挨拶が出来るよう、
導いてくださる方がいるんだなぁと感じる。
その感覚には敏感になって、私自身が後悔しないようにしなきゃな、
とホテルで一人しみじみ思う津山の夜です。

