私の暮らす瀬戸内の町では揺れすら感じないで普通の生活をしていました。
あの日、あの時間には統一地方選を控えた選挙事務所にウグイス仲間を紹介に行ってました。
8年前、まだ体力がいっぱいあった頃だった。
元気にその事務所でお喋りしてた覚えがあります。
その事務所がある市の隣町には、昨年豪雨災害が降りかかりました。
同じような激しい雨は体感したけれど、家も車も流されてしまう恐ろしさ、
大切なものも思い出も一瞬にして姿を消してしまう悲しさ、
立ち上がる勇気を持たねばならない苦しさ。
近くに住んでいても、私はそんな辛い思いはしなくて済みました。
なんて有難いことか…。
今なお “普通の暮らし” や “いつもの生活” が出来ない人が沢山居ることを改めて考える日。
今、生かされている意味を考える日。
人間の幸せを改めて考える日。
災害に遭ったその時も辛いけど、その後の道のりも本当に大変だと見聞きします。
まだまだこれから長いその道のりは続きます。
ただただ、祈りを捧げる日。