里山守り「椿油物語」 | リボン田園調布 Official Blog 

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あえて”Camellia Oil” ではなくて「椿油」とお伝えします。



尾道の山間にあるみつぎ町より。



ネイチャーフレンドリーな生活グッズを通じて、私たちの生活に定期的に課題認識と気づきを与えてくれるまるみデパートのお二人。



この度届けてくれたのは「椿油」。



古くから日本の女性の頭皮や肌のお手入れに愛用され、女性の美しさを引き立ててきたアイテムです。



頭皮に塗り込んでマッサージしたり、つげの櫛に塗り込んだり、ハンドクリーム代わりに使われたり、、。



人々の素肌に潤いを与えています。



いま世界的に美容目的で注目されているオイル。



日本の女性の肌の美しさに世界の美容メーカーが着目し、日本の椿油がそもそもの影響力を持っていたとも言われています。



その椿油ですが、インポートのオイルにおされかつ量産もできず、上質な椿油に出会う機会が少なくなりました。



そもそもなぜ椿油が古くから女性の美容を支えてきたかというと‥。



椿の刈り込みは美容オイルを作るためではなく、野山の食物連鎖をまもるところにありました。



野山に咲く椿を定期的に刈入れることで、また次の草花が育ち食物連鎖が保たれてきました。



たまたま刈り入れた椿からはオイル抽出されることを発見し、その油(オイル)をつけるとお肌がスベスベになり、女性の美容を支える「椿油」として、知れ渡るようになりました。



先人の知恵はこのように、ヒトへの目的ではなく、野山や自然をまもるための目的で、人間に使われるようになった、食べられるようになったというもので溢れています。



まるみデパートの近辺は空き家や放られた山や畑が多くなり、家の隣が藪で覆われてそこに野生動物が住みつきます。

 


イノシシや場合によってはクマとこんにちはするのもそれ故です。



店主の島の別荘の隣も藪で覆われていて、そこには毎晩イノシシファミリーがこんばんはしてきます。



夜中にファミリーで藪や畑を荒らし、せっかく畑で実った栗や柿、野菜などもザクザク食べて行きます。



故に野犬が吠えさけび、店主は実は島の別荘では連夜不眠症です。



別荘で本を読みながらゆっくり‥なんて暇はなく、夜は不眠、昼間は庭や隣の藪から竹が入らないように刈り込み作業をしています。



野生動物の凶暴化は私たち人間が食べるものまでも奪っていきます。



現にまるみデパート付近や島の別荘付近でも農家さんが毎日嘆いておられます。



せっかく収穫時期と思い朝畑にいくと荒らされて何もなかったと。



今回「里山守り」目的でつくられた椿油は、まるみデパート近隣で野山の食物連鎖を維持する目的に刈り込まれた椿が使われています。



刈り込んだ椿を乾燥させ、練り込み、濾過し、すべて手作業で作られています。



化合物なし、安心安全なオールオーガニックです。



収益はまるみデパート近隣の野山の整備に充てられます。



改めて思います。人ごとではないと。



私たち人々により開発され、不要になったからと放置された土地、とくに地方の山間部は食物連鎖が崩れ動物たちではなく私たち人間の生活も脅かしています。



一つの小さな「油」が自然をかえ、社会をかえ、私たちの生活をかえます。



最高にハッピーなのはその油は私たちの美容に役立つこと。



ぜひこの機会にお手にとって、生活の中に息づかせてください。



店頭で本数限定での販売です。1本1800 円/10mlです。


メイルオーダーも承ります。




★★ 椿油 w/ 秋のパジャマフェア★★


スキンケアされたボディには上質なパジャマで最良の安眠を。


11月中、椿油をお買い上げの方には全てのパジャマが5%オフになるチケットを差し上げます。


※チケットの有効期限は12月中です。

お取り置きも承ります。



オンラインでお求めの方も対象になりますが、オンライン入力では設定ができないので、メイルあるいはInstagramのメッセージよりご連絡ください。



パジャマと一緒に椿油をお送りする際は送料も無料になります。




★椿の実を乾燥させ、一つ一つ分別しオイルにできるものを丁寧に皮から剥いていきます。







★詳しい作り方はまるみデパート、もちはだ化粧品店のかよちゃんのInstagramからもご覧いただけます。




★絞りたてホヤホヤの椿油。リボンにも到着していますドキドキ




まるみデパートの素敵なお二人。かよちゃん&かじくんです。



アドベンチャーとインテリジェンスに溢れています。



夏休み、最後の日に島の別荘まで遊びにきてくれました。 

お庭でお茶しながら色々なことをたくさんお話ししました。






かじくんも農作業のあとカサカサになった手や整髪に椿油をご愛用中のようです。

青春時代は青山、いまはみつぎの洒落た山男子です・笑。



ちなみに彼らの後ろに見えるのは森ではなく「藪」です。ここにイノシシが住み着いています‥。


 



アメリカ中西部を舞台にした映画に出てくるような雰囲気です。


このクルマの後ろに工具を積み、毎日近隣野山の整備に励んでいます。 


見えなくなるまで手を振り、しばしのお別れなのにお互い海と山を行ったり来たりして、気持ちを支えてもらったせいか、最後はなんだか寂しくなり思わず涙が溢れました。


まるで小学生が田舎で過ごす夏休みのように‥。