料理教室＆BistrotRIANTのメールマガジンです。
料理人・川名克典の料理セミナーでは伝えきれない
技術の裏に隠されているものを書いています。
それは、料理と人生をおいしくする秘密そのもの・・・。
アッと気がつくと、あと六日で六月も終わりじゃないか・・・。
今年の折り返し地点・・・。
今年の中間地点・・・。
そこを通過しようとする。
毎年ここからじわじわと加速度がつくことを知っている。
まだお盆休みくらいまではこれまでの調子で良いけれど、それ
が終わると・・・。
「ヒューン」と、音をたてて時間が僕の耳の横を通り過ぎる。
その速さの中を毎日の仕事に追われ、全ての時間を義務と感情
で動いてしまうと「俺、何をしていたのだろう？」というふう
になりやすい。
だから日々の義務と感情とは別に、これだけは「貫くぞ」とい
うものを一つもち続けないと・・・。
それは、掃除でもメルマガでも（笑）朝の勉強でも吸い殻拾い
でも、ジョギングやトレーニングだって良い・・・。
瞑想や祈りって言うのもある。
何があっても、毎日これはキッチリとやり抜く。
そんな何かを持っていないと、「時」を彷徨う。
「時」の激流から身を守る為には・・・。
「時」の激流を乗りこなす為には・・・。
何処か冷たすぎるほど冷めた頭で、続ける何かが欲しいと思う。
僕はあと五日で、丸三年一日も休まずこれを書き続けている。
どうしてもネットに接続できない時は、三日分ほど書きためて
予約配信した。
三年で何が変わったのだろう・・・。
基本的に人は、たいして変わらない。（笑）と思っている。
だいたい、十七、八頃に出来上がった価値観で生かされている。
ただ、少し心臓に毛が生えたかも知れない。
最初の頃は、自分の書いた文章を不特定多数（否少数！？）の
方々にお送りするのが、恥ずかしくて、緊張して・・・。
書いた文章を自分に送って、それを読み返して・・・。
誤字脱字をチェックして（自分のものは気がつきにくい）・・・。
リンクがついていれば、リンクミスをチェックして・・・。
毎朝九時半送信に予約設定して・・・。
「後で送る」ボタンを押す。
その「後」まで、二、三分って事も結構あって、その時は手直し
出来ないから、もう「イチかバチか」って言う感じだった。
ただ、気持ちが穏やかになっていった。
なんて言うのだろう、毎日の起きたこと、僕の気持ちの変化から
感じたことを綴る時に、こう「間」がおかれる。
すぐに感情を殴りつけるような事はしないで・・・。
そして、それが普段の生活でも起こり始めるのだ。
習慣とは・・・。もの凄いものだ。
これを「劇的に自分を変える方法」とか「史上最大の力・・・」
等と言ってしまうことも出来るかも知れない。
基本的には何も変わらないのだけれど、その中で、ものの聞き方、
見方、感じ方がちょっとゆっくり・・・。深くなった。
そうすると、自然と気持ちが穏やかになる。
習慣は、自分の人生を自分のものにする最短距離なのだろう。
もっと若い頃学べば良かった。
当時からそんな本はいくらでもあったのに・・・。
僕はこの歳になって初めて読んだ本ばかりだった。
自分で習慣にすることを決めて、習慣にするために続ける。
その習慣は続けなければ習慣とは言えないから、自分との約束
を守るために続ける。
今日はちょっと・・・。はない。
習慣は続けるから習慣になる。
続けることが生き抜く力を教えてくれる。
それが、人生になる。
イチロー選手が、今までに「これはやった」と言う練習をあげ
た時、高校時代の三年間一日も休まず素振りを続けた事。と何
かで読んだ。
自分で決める。
長女は受験勉強が終わったにも関わらず、相変わらず朝勉を続
けている。
強制はしなかったけれど、何故勉強が必要かを語った。
何故朝なのかも語った・・・。
そして、何に感動してそこからどんな自分になってゆきたいか
を知ることが、幸せにつながることを話した。
強制でも教えでもない。
父はこう思うと言うだけだ。
彼女の思考形態に別の思考を与えてみる。
彼女は自ら朝起きてきて、勉強している。
少なくとも僕の高校時代よりうんと自発的に勉強している・・・。
「習慣にする」
他の人には解らない地道で、途方もなく根気と忍耐力と意志の
力を必要とするものは・・・・。
あなたのド真ん中に届く・・・。
とても時間がかかるかも知れない。
少なくとも「今を楽しむ」という流れでは無い。
でも、必ず探しているものを教えてくれる。
そして、自分を信じ抜かないと出来ないことだと解り始める。
それは「自分の人生の成功者になるための十分単位だった」と、
遠い将来に知る、その時が見える程の予感がする。
必要単位は？と誰かがささやいた・・・。
それは「自分の意志とは関係なくこの身に降りかかること」と、
生まれた時には知っていたのに、人はそれを時々忘れ、怒り狂う。
今日も、新しいインスピレーションを求めて・・・。
引き寄せる一日でありますように。 (^ー^)ｖ
そして・・・
いつも 「ありがとう」
メールマガジン「愛される料理」
発行システム ：『まぐまぐ！』さん→ http://www.mag2.com/
発行者 ：料理教室＆BistrotRIANT-りあん-川名克典
URL ：http://homepage2.nifty.com/riant/
つぶやき ：http://twitter.com/yoshinori
_
バックナンバー：http://ameblo.jp/riant/
chefの独り言 ：http://riant.cocolog-nifty.com/blog/