パリでの家族の再会と、ショルダーバッグ騒動 | 音楽すること・生きること

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フランスに住んでいます。結婚、出産、国を超えての度重なる引っ越しを経てフランスに在住、長男が小学校5年生の時から仕事を
再開。その1年後にジャズピアノを始めました。
音楽・その他、日々の出来事を綴っています。

 

1か月ぶりに4人で再会

 

    

夫の呼びかけで、パリで勉強している長男と地方で大学に通う次男と、久しぶりに4人で会った。
食材の買い出しも兼ねて、夫の車で出かけることになった。
こういう時、わたしは一人で電車に乗る時と

違って、連れて行ってもらった感覚になる。
これまで自分で運転して車でパリに入ったことはない。周囲でも、郊外からパリに車で行きたくない人は少なくない。
わたしの場合、職場以外ほとんど運転していないし、夫は

「危ないから自分で運転するな」と言う。
自分が注意していても、ほかの人がうまく

運転できない場合があると。それを聞くと、

恐怖心が増すばかりだ。

 

次男との再会

 

 

    

待ち合わせ場所で、まず次男がわたしを見つけた。

少し重い口調で"ça va ?"と聞き、もう一度繰り返し、じっと顔を見つめる。

伯母にあたる姉のお葬式のあと、二人の息子にも訃報を知らせていたことを思い出す。
次男は静かに、集中して話を聞いてくれた。

 

長男のハグ

 

 

    

その後、長男が到着した。わたしの顔を見るなり、「大丈夫?」と声をかけ、長く温かい

ハグをしてくれた。二人とも幼いころに伯母に会ったのは数回だけだったが、母であるわたしを心配してくれていることが伝わった。

 

 

長男の部屋での迷い

 

 

    

買い物のあと、レストランでランチを取り、別の店で飲み物を買って、長男の

アパルトマンへ。
目的は、でかける前に預けておいた冷蔵・

冷凍食品を受け取るためだ。

長男の部屋に入るのは初めて。日当たりがよく、快適な空間だった。

長男がどのくらい片づけをしているのかはわからない。
片づけや掃除を手伝ったほうがいいのか、それとも自分でやらせたほうがいいのか、少し迷った。

知人のママ友の話を思い出す。週に一度、息子の部屋を掃除したり作り置きを渡したりする人もいれば、子どもに任せている人も

いる。
どこまで手を出すのがよいか、どこから見守るべきか。
親としては悩ましいところだ。

まるで自分がここに住むかのように、ふっと幸せ感が押し寄せた。
長男は演奏旅行で買ったお茶を分けてくれると言い、わたしはそれを持つあいだ、テーブルの上にショルダーバッグを置いた。

 

ショルダーバッグ騒動

 

 

    

帰宅し、車を降りようとした時、ショルダーバッグがないことに気づく。

携帯電話も家の鍵も職場の鍵もカードも、

すべてバッグの中だ。
今から取りに戻ると、バカンス帰りで交通渋滞も予想される。
「わたしは携帯がないから、あなた、

(長男に)電話して」と夫に頼んだ。

想像通り、バッグは長男の部屋にあった。
長男は出かける予定だったが、夫が「すぐに取りに戻るぞ」と言い、無事に受け取ることができた。

 

 

 

事故になっていたら危なかったこと

 

 

    
帰宅して車から降りるとき、バッグを
肩にかけたままだったので、
安全ベルトをしていると思い込んでいたことに気づく。実際には安全ベルトを着けていなかった。
もし事故に遭っていたら、車から投げ出されていてもおかしくなかった。帰宅後、
「大気汚染」と書かれたバカンス帰りで渋滞する高速道路を3時間半から4時間、運転してくれた夫に
「ありがとう」と言って続いて何かを言おうとしていると、夫はにっこりして
こう答えた。
「『ありがとう』で十分だよ」

 

安全ベルトの大切さ

 

    

それ以来、我が家では運転手が同乗者の

安全ベルトを確認することが共通ルールになった。わたしの車は安全ベルトをしていないと警告音が鳴るが、そういう車ばかり

ではない。
皆さんも、車に乗ったらまず安全ベルトを確認してほしい。