こんにちは!Scoti-manです。

ここは、クルセイダーキングス3(Crusader Kings 3 通称「CK3」)の実績解除チャレンジのコーナーです。

(Version:1.10.2 (Quill) DLC: Fate of Iberia, Royal Court, Northern Lords)

 

「ゴール朝の台頭」第5回、始めていきます。これまでの記事はコチラ↓

CK3 ゴール朝の台頭① 実績解除チャレンジ | ゲームの感想&評価ブログ (ameblo.jp)

CK3 ゴール朝の台頭② 実績解除チャレンジ | ゲームの感想&評価ブログ (ameblo.jp)

CK3 ゴール朝の台頭③ 実績解除チャレンジ | ゲームの感想&評価ブログ (ameblo.jp)

CK3 ゴール朝の台頭④ 実績解除チャレンジ | ゲームの感想&評価ブログ (ameblo.jp)

CK3 ゴール朝の台頭⑤ 実績解除チャレンジ | ゲームの感想&評価ブログ (ameblo.jp)

 

第6回は、バクトリア帝国第2代(ゲーム開始からは6代目)皇帝・アブーの話です。まずは、いつもどおりアブーの能力から確認。

うん、一言で言ってかなり優秀。もろもろの補正が入った数値とはいえ、全体的に高い。教育特性は軍事レベル3だが、最高値は補正のおかげで学識18、次いで管理16。軍事は15で、外交10と、標準以上の能力値でまとまっている。策謀だけが5と低いが、全体的に見て君主としては上出来。管理レベル2の廷臣特性があり、さらに遺伝特性「聡明(全能力+3)」もあるおかげだ。

性格は「嗜虐的」「短気」「公正」と

すぐにキレて残虐な仕打ちを好むが公正な人

と、父親に似てかなり怖いタイプだ。ちなみに、ゲーム的には「嗜虐的」はヴァイキングやカトリックなどで、異教徒相手に聖戦を振りかざして侵略しまくるプレイなら好都合なので、そこまで悪い性格ではない。「公正」は、脅迫してフックを取るとストレスが貯まるのが厄介なのだが、秘密を暴露するとストレスが下がるので、ストレス発散はかなりやり易い、という特徴がある。

 

こういう性格もあってか、アブーが継承して間もなくバクトリア帝国は内戦の危機を迎えた。30名ちかくの封臣らが帝位解体を狙うという、かなり危険な派閥ができたのだ。幸い、鉱山を2つ所有し、財政は潤沢なので、いざとなれば貯金をはたいて傭兵軍団を雇い、反乱封臣どもと血みどろの内戦を繰りひろげても勝てたと思うが、それで貯金を使い果たしたくなかったので、「公爵任命と再配置」作戦で反乱を未然に防いだ。こういう時に、公爵位の創設と封臣の移動で対処できるので、相続では「金」が重要である。

 

内戦の危機を回避した後、まずは「史実のゴール朝領土」を支配するために、西アジア方面のイスラム教小領主に宣戦布告していくつかの州を獲得した。そちらが停戦期間に入ったところで目を東に向けた。最初の標的にしたのは、我らバクトリア帝国が信仰する「大乗仏教」の聖地である。「大乗仏教」の聖地はインド北部に集中しているので、この方面を早めに制覇することで大乗仏教の恩恵に長く浸ることができるのだ。

998年3月、「大乗仏教」の聖地の一つがあるヴァーラナーシー州をかけてロマハダ王に宣戦布告。同盟国4国がついているロマハダ王国はなかなかの強敵なのだが、バクトリア帝国はそれをも上回る兵力23,000を動員できるのだ。

999年6月に勝利し、まずは最初の聖地を確保。ヴァーラナーシー州にある聖地は「サールナート」というところで、ここの最高支配者が大乗仏教徒なら、全大乗仏教徒に学識+2、という裾野が広いボーナスがある。また、大寺院を立てれば領有者は大いに富む。大乗仏教プレイでいくなら、ぜひ押さえたい場所。

それから間もない999年8月、南のセイロン島を治めるパラッカマバーフ王国から援軍の依頼。セイロン島で援軍にいくだけではもったいないので、インド洋沿岸を領有するイスラム教のフェラズ公爵領をかけて宣戦布告。翌年には2つの戦争に勝利し、バクトリア帝国の力を改めて認識させる結果となった。

 

その後も周辺諸国へ攻め込んで領土を拡大。さらにナーランダー大学と大乗仏教の聖地マハーボーディ寺院を持つマガダ公領を切り取り、シシュパーラ王国が解体された後、北西の砂漠地帯ではザワール鉱山があるメダパーチャ伯爵領を分捕った。

ここまで来ると、今度は直轄領をどこにすべきか悩むようになる(贅沢な悩みだ)。どの直轄領もそれなりの特殊効果を持っているので、その中から厳選せざるをえなくなってしまうのだ。

 

そんなこんなで時は流れ、直轄領とした大乗仏教の聖地も増えてきた1010年3月2日、信仰点が貯まり、ランクもトップになったので「血統の聖別」を実行。

「聖別された血統」の特性は、子々孫々受け継がれる特性なので、長期的な視点では早めに取っておきたい特性だ。以前のversionでは、同宗教のキャラクターからの評価+5だったのだが、現在のversionでは「敬虔な封臣からの評価+5」と範囲が狭くなってしまっている。それでも、ペナルティー無しで一部の封臣から評価+5を得られるのは地味に大きい。

 

その後も、ゴール朝の史実領土獲得のために、北インド周辺、それからペルシア方面のイスラム勢力との戦いを続けた。度重なる戦争に、民衆反乱が起きたものの、長期に渡る治世のお蔭もあって封臣達の不満が表面化することもなく、征服事業は続いていった。

1027年3月3日、バクトリア帝国第2代皇帝・アブーが69歳にて永眠。史実のゴール朝領土完全制覇の夢は、息子のサムグラマピーダ(35歳)に託された。

 

 

ー 続く ー