校内、ジェシカが他の女子生徒と話しているのを見て、昨夜の事が嘘みたいだ…。と思いながらも、話が聞こえる範囲の少し離れたところで見張っていた
「ジェ、ジェシカ…」
一人の男子がジェシカに話しかけてきた
「何?レオ君」
「あ、あの…放課後、二人で会えないかな?ジェ、ジェシカ」
「いいけど、アルバート君も一緒だけどいい?」
レオという少年はブラックを見てから
「う、うん…少し離れてもらえたら…元塗装工場の跡地で…」
「えー、あそこ不気味なんだけどー…ま、アルバート君がいれば大丈夫だね!いいよ♪」
ジェシカがそういうとレオはまたブラックを見て
「…じゃああとで、ジェ、ジェシカ…」

とその場を後にした
あの少年、何か引っかかる…レッドが言ってたリボンもネクタイもしていないところが一致する。ズボンを履いているということは男なのか。顔立ちも整っていて、女の子と間違えそうになってもおかしくない感じだ。
そしてもう一つ違和感を感じたのは
「お嬢様、レオ様は吃音がある方なのでしょうか?」
と尋ねた。ジェシカは頭を傾けながら
「んー、あまり話さないんだけど…あ、でも名前を呼ぶときはいつもつっかえる感じかな?」
やはり。レオという少年にとってジェシカの名前には何かがあるのかもしれない。とブラックは感じていた
「セル。放課後待ち合わせの場所へ移動して下さい。」
『了解』
ブラックがそういうと、セルも違和感を感じ応答した
「おれが見たのもレオってヤツ?」
レッドが不思議がると
「ああ、そうかもしれないとブラック君は思ったんだろう…用心しないとな。あそこは地元人は不気味がってあまり近寄らない場所だ。」
「そんな場所で何で?」
またしてもレッドが不思議がるとセルは
「さーな。でもブラック君がいても構わないけど、どうしても二人で話したい大事な事だというのは確かだ。ただここで気をつけないといけないのは、感情に流されて何かをしでかすかもしれないことだ。あとは仲間と悪巧みを考えてる可能性もある。ブラック君だけでもいいが、万が一の事も考えておれ達も構えて置くべきだ」
慎重にという意味で答えたつもりだったが
「痴情のもつれってヤツ?危なそうだな、しっかり見張ってないとな!」
言葉とは裏腹に何故かウキウキしているレッドに
「お前…その言葉どこで覚えた?」
と、セルは呆れた顔をしていた
待ち合わせ場所にブラックとジェシカが着いた時はまだレオは来ていなかった
先回りして工場跡地の裏手で待機していたセルたちに
「まだ来ていないみたいです。」
と報告すると、セルも
『こっちも誰も来ていない。どうやら相手は二人で対峙したいみたいだな』
そうやり取りしている中、ゆっくりとこちらへ向かってくる者がいた
「レオが来ました。一旦様子を見ます。」
『了解』
暗い敷地内で俯き加減で来るレオは思い詰めた感じで近づいてくる。それに対し身構えたブラック、その瞬間
「ごめんなさい!ジェームス!」
とレオは頭を下げた
一同はこの行動にビックリした。
そして声のトーンがさっきより高い…。もしかしてこの子は…女の子?ブラックは気づいた
「ジェームスのお父さんとパパとの話を立ち聞きして…ジェームスが完全に女の子になるって…。昔私と約束した後に側からいなくなって、その事を聞いて…茶化されたと思ってつい…殺そうなんて微塵も思っていない!ただ…思い出して欲しかったの!」
「…リンダ、なの?」
ジェシカは彼…いや、彼女の正体が分かったらしくて問いただした
「うん…ジェームスが女の子だと思って私は男の子に扮しようと…」
リボンもネクタイもしなかったのは、中途半端な心の状態の表われか。とブラックは感じていた
「私はジェームスのように戸籍ごと性別を変えるのは無理だけど、やっぱり小さい時から好きだったから…」
「リンダ…ごめんね、苦しめてしまって…あの時の約束は今でも忘れていないよ、でも手術を受ける受けない関係なく、今はあの頃のように結婚しようという思いはないの…リンダに苦しい思いをさせるし…」
「それじゃあ友達としてでもいい!前のように楽しく過ごしたい!」
リンダの要望に
「友達としてなら大歓迎だよっもっと前から話とかしたかったな…でもこれからは仲良くしてねっ」
二人のやり取りで拍子抜けした3人。でも脅迫ではなかったことに安心した
その時
「何かさっきからおれのシマでギャーギャーうるさいんだけど」
…レオの方の顔がレッドとダブってる感じになっちゃった…
綺麗な顔なんて書かなきゃ良かったなと思った
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