はじめまして。

長谷高校模型部のレビュー担当、源太です。

このブログではプラモデル関連の工具やキットなどをレビューしていこうと思います。

今日は、EGガンダムとリバイブガンダムを比較してレビューします

 

まずはぐるっと比較してみていきましょう!

 

一周して見るとこんなかんじです。

シールはどちらも貼っていません

組み立て時間は、リバイブ版が2時間程度、

EGは脅威の22分57秒(計りました)

 

1つずつ見ていきましょう。

まずはリバイブ版です。

ランナーは4枚。

リバイブ版のプロポーションは「細身のスタイリッシュガンダム」ですね。

こんなに動きます。

 

セット内容は、本体と交換用手首パーツ(右武器持ち手、両平手)、ビームライフル、シールド、ガンダムバズーカ、ビームサーベルの刃です。これだけあればかなり遊べますね。

 

組み立てには、最低限ニッパーが必要です。組み立て時間は2時間くらいでした。

パーツ分割が非常に自然で、合わせ目はほとんど出ませんがふくらはぎと、頭部にぐるっと出ます

パーツ分割以外のモールドは、わりとさっぱりしています。ここは好みでモールドを追加するといいでしょう。

色分けは、メインカメラと腰部がシールです。

後で解説するエントリーグレードほどではありませんが、つま先裏に肉抜きがあります。

関節も肩と股関節以外はポリキャップではなくプラパーツの二重関節で丈夫にできています

 

次にエントリーグレードを見ていきましょう!

ランナーは多色成型と白のランナー2枚。リアル等身のガンプラにしては、かなり少ないですね。

こんなに動きます。武器が付属しないのであんまりバリエーションが取れませんね。

まず、組み立ては超簡単です。ニッパーも不要です。22分57秒で組み立てられました!

定価が550円、ガンプラに慣れてなくても1~2時間あれば苦戦することなく作れるので、ガンプラを初めて作る人や復帰したい人にもぜひお勧めしたいです。

目立つ合わせ目は、ふくらはぎ前後とトサカのみで、とても少ないです。

関節も挟み込む方式ではないので接着剤を使って簡単に合わせ目を消すことができます。

シールは使用しません!前方メインカメラと眼、腰部のVマークは成形色によって再現されています!

これも、うれしいポイントですね。しかし、頭部後ろの赤いセンサーは色分けされていないので、注意が必要ですね。

合わせ目以外のモールドは、首の黄色部分と胸部にモールドが入っています。胸部もモ-ルドはリバイブ版にもありましたが、ここまで主張の激しいものではなかったですね。

ここまでこのキットをほめちぎってきましたが、低価格な分残念だと思う点も多いです。

まず、不要な隙間が多い点です。当たり前のようにつま先に肉抜きがあるのはもちろん、腕の形状を左右対称にするためか腕の内側にあたる部分にもシールド用の穴が開いています。

大きく動かさないと見えませんが、ひざ関節とヒザ裏、足首、首裏…書き出せばきりがないほどに肉抜きがあります。気になったら、埋めましょう!

腰部後ろにも、かなり目立つ肉抜きがあります。

交換用手首パーツも付属しません。握りこぶしが両手1セットのみ付属します。でも、手の甲が外れないのでビームサーベルを持つにはいいかもしれません。リバイブ版の手首が無改造で取り付けられるので持っていれば交換するのもいいかもしれません。

今回購入した「ライトパッケージバージョン」には一切武器も付属しません。ビームサーベルの刃も付属しませんが、リバイブ版のサーベル刃を無改造で取り付けられます。

拳は1パーツ成型なので、リバイブ版の武器は持たせることができません。

この武器が付属しないという問題は、12月に発売予定の武器がたくさんついたフルウェポンセットで解決するのではないかと思われます。

このセットはガンダムハンマーやビームジャベリンといった滅多に立体化されない武器もセットで商品化されるので、全ガンプラファン必見です!この「フルウェポンセット」のキットでも、ビームサーベルの刃の切り出しにはニッパーが必須らしいので、サーベルの刃をタッチゲートにするのはかなり難しいのかもしれませんね。

 

話を戻します。

パーツ分割も特殊です。

特に、胸部や頭部が立体パズルみたいになっています。プラ板を挟み込んで形状を変えたい人にとってはやり辛いと感じるかもしれません。

上記に比べると誤差の範囲かもしれませんが、足の赤いスリッパやビームサーベルは、他キットに比べるとアレンジが大きめです。好みが分かれそうですね。

気になったら修正しましょう。これがプラモデルの楽しみ方の一つです!

 

ということで今日は、エントリーグレードとリバイブ版HGUCの比較をしました。

総評としては、ニッパーを使えて、やけに細いプロポーションを許容できるならリバイブ版、手軽にガンダムを作りたくて、武器が付属していなくてもいいならエントリーグレードをつくればいいでしょう。組み立ても簡単なので、パテを使って改造に挑戦したい人にもエントリーグレードがおすすめです。

お金に余裕があれば、リバイブ版とEGのニコイチで作ってもいいかもしれません。

今年9月から2022年の1月にかけて同じくエントリーグレードシリーズからストライクガンダムが登場するそうなので、また徹底比較レビューをしたいと思います!