県内35市町村の日帰り温泉を紹介している

「日帰り温泉35」



さて~、この温泉を紹介した日のエンディングで、


「ハピマルも今月3月いっぱいで終わります!」



お伝えしたのですが、


実は今月3月の温泉は、一度番組で取り上げた事があってもその時に骨折してて、実際、私自身が直にお風呂に入れなかった温泉や、近いうちにまた様子を知りたいな~と思っていた温泉などを何気に取り上げているのです。


たくさんいい温泉、また入りに行きたい温泉はまだまだありますが、この温泉もその一つです。



「天然温泉ふしぎな温泉 湯沼温泉駒草荘」

(3月15日放送済み)



最初に訪れたのは昨年の4月。でも肌寒い日で、しかもだだっ広い場所にあるにも関わらず道に迷ってしまったのでした。。。



今回は、一面まーーっしろ!!
FM山形 HAPPY MARCHE ハピマルブログ-DSC_2616.JPG

この写真の山のふもとにちっさーーく建物が写っているのが分かりますか?



それが、こちら。
FM山形 HAPPY MARCHE ハピマルブログ-湯沼温泉駒草荘外観


おお!!この玄関先、覚えてます目前回ここで女将さんと写真撮りました。
FM山形 HAPPY MARCHE ハピマルブログ-湯沼温泉駒草荘玄関先

でもその時には、こんなダーツの的はなかったような。。。お孫さんとか遊ぶのかしら。


お邪魔しま~す。
FM山形 HAPPY MARCHE ハピマルブログ-湯沼温泉駒草荘待合

そうそう、ここで自由にお茶飲んだりしていいんですよ~。



ここで地元の農家さんの農産物なども販売しています。今の時期はやはり豆類などが。
FM山形 HAPPY MARCHE ハピマルブログ-湯沼温泉駒草荘売店

こちらの施設が建っている場所は、もともと泥田というか湿地帯でした。そんな沼地に100年前以上前から自噴していたことから


「湯沼温泉」


と名がついたのです。


昭和30年代頃は、そこに野良仕事に来ると腰までぬかるんで、皆、ももひきに、足元も縄で縛って、ヒルが入ってこないようにして作業をしたいたそうです叫び


当時自然にわき出ていた温泉を木枠で囲んで埋めたお風呂があって、作業の後は汚れを落として、そこでひと風呂浴びてから帰るのがこの辺の方の楽しみだったとか。


数年前に工事をした時に、その“木枠”がだいぶ下のぬかるみに埋もれていたのが出てきて、先代の話は本当だったのだ、と御主人の直島さんは感慨深かったそうです。


とまあ、湯沼温泉の由来などが書かれたものが、こちらの廊下にありますので、足を運んだ際にはご覧になってくださいね。
FM山形 HAPPY MARCHE ハピマルブログ-湯沼温泉駒草荘廊下

横に長い額がそうです。


それにしても、同じ温泉地でも、やはり一度足を運んだだけでは分からない違う側面からの話も出てきて面白かったです。(今回はご主人、前回は女将さんでした。)



前回取材記事はこちら。

↓↓↓↓

http://ameblo.jp/rfm-marche/entry-11237946236.html




さて、高畠町は童話作家「浜田ひろすけ」の出身地という事もあり、こんなところにも。。。
FM山形 HAPPY MARCHE ハピマルブログ-湯沼温泉駒草荘絵本

では、お風呂へまいりまーす。


脱衣所
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内湯は桧と泡風呂があるんですよね。前回はヒノキでしたが、今回は、泡風呂でした。
FM山形 HAPPY MARCHE ハピマルブログ-湯沼温泉駒草荘泡風呂

お湯は無色透明で、こちらのお風呂は名前の通り一部ジャグジーというか、泡風呂になっています。


滑って転んだりしないように、溢れたお湯は、洗い場付近ではなく、窓ガラスの方の排水溝へ流れるようになっています。


気になる温泉は。。。


源泉名:湯沼源泉

源泉温度:30.2℃ / ph9.1

泉質:アルカリ性単純温泉

効能:神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進


こちらは源泉温度が低いので加温していますが、だからこそ、浴室内のシャワーだけでなく、洗面所の水まで温泉を使用しているといるんです。


ん~、素敵!!贅沢ドキドキ



FM山形 HAPPY MARCHE ハピマルブログ-湯沼温泉駒草荘青おにの湯看板

てことは、


露天も本日は「青おにの湯」ですね。

桧の内湯だと露天は「赤おにの湯」になります。



この露天も、高畠のヒノキを使ってます。
FM山形 HAPPY MARCHE ハピマルブログ-湯沼温泉駒草荘青おにの湯①

囲いはされていますが、私はここの露天風呂の手づくり感満載のところが何とも言えない良さがあって大すきグッド!ラブラブ囲いはされていますが、周りに何にもないから景色が広々としているのは十分感じられると思います。


お湯はぬるめ~になっています。


でもそれがまた、ゆっくり入る事が出来て、しかも単純泉だけに長湯しても疲れない。
FM山形 HAPPY MARCHE ハピマルブログ-湯沼温泉駒草荘青おにの湯②

色はありませんが、PH見ても分かると思いますが非常に高いアルカリ性です。


でも高いアルカリ性にある特有のぬるっつるっという感じは湯の中にいて感じません。中性な感じです。それでも、湯上がりはつるっとしてかさかさしません。そして、じっくり入っていられるので、コリもほぐれます~。


なんともいえないまったり感。

私はね、何とも言えないのだけど、ここの温泉、好きなんだな得意げ

肌に優しい~お湯です。


時期になると、ここの名物うめもどきが一面に見えます。


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一本道なので雪が多いと、対向車が来ると場合によっては引き返したりしなくちゃいけませんが、
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雪景色でもこんなに綺麗です音譜
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雪が解けると辺り一面田んぼで、もともとの場所が沼地だったという事もあってか高さが低いので一本道の田んぼと道路の高さが同じというか、なんか独特なのもいいですよ。


スマホのナビでは途中から目的地、と出るのにまだ到着してないという状態だったので迷った時はお電話した方が良いかもです(笑)


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【日帰り入浴基本情報】

営業時間:朝9時~夜10時

料金:大人350円 小人120円

利用券3000円で10枚。子供1000円で10枚。

定休日:年中無休

電話:0238-52-1032


旅館ですから宿泊もできます!



最後に、今回お話伺ったご主人の直島さんと。
FM山形 HAPPY MARCHE ハピマルブログ-湯沼温泉駒草荘直島さんと

ありがとうございましたラブラブ



「天然温泉ふしぎな温泉 湯沼温泉駒草荘」

http://www.takahata.or.jp/user/yunuma/



【イトウヒロミ】