のすけ通信 2022 3月 Vol.134 |   らーめんふぁくとりーのすけのブログ的なこと

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   ~いっしょうけんめいやってるんですけど~

毎度ご来店いただきありがとうございます。

 

まさかと思うような事が起きてしまいました。

 

ロシアがウクライナに侵攻。あってはならない事です。

 

平和ボケと言われるかもしれませんが実際に戦争になる前に話し合いで何らかの決着がつくのだろうと思っていましたがそれは起きてしまいました。

 

連日の報道を見てもプーチン批判ばかりが目につきますが、私たちが目にするその報道は西側目線でのものでしかなく、逆の立場の思惑と言うのは見えてきません。

 

ニュースで解説者が言う話は想像に過ぎず実際のロシア大統領の胸の内は知る由もありませんから。

 

ただ、いずれにしても武力による解決はありえないですし、やってはならない事であるのは明白ですが、世界はもっと安定しているものだと勝手に決めつけていましたし、すごく不安定な状態を核武装とか天然資源や食料供給のギリギリのバランスで釣り合わせていたのだという事も考えさせられました。

 

平和の祭典であるオリンピックが開催され、これからパラリンピックと言うタイミング。

 

世界は一丸となってCOVID‑19という目に見えない大きな敵と戦っていかなければならないのに戦争です。

 

多くの一般市民が難民となり国外へ逃れ、銃を撃ったことも無い女性までもが国から銃を支給される事態。

 

私たちに出来る事は何か無いのだろうか?対岸の火事を遠くから見ているだけではダメなんじゃないか?そう考えさせられます。

 

これによってさらにガソリンなど燃料の価格上昇は避けられないみたいですし、それは最近の「なんでも値上げ」を加速させる事態となります。

 

もちろんどこの国であれ、丸腰の市民が戦争によって命を落とすような事があってはならないのは第一ですしそんな事は誰でもわかっている事。

 

なのに戦争は起きてしまう。ならば痛みを分かち合う決意であらゆる値上げも覚悟しなければならないのでしょうし、まず平和について今一度考える事が大切なのでしょう。

 

とにかく出来るだけ早く停戦合意する事を願っています。

 

さて、最近お客様からよく聞かれる話ですが、「ここは大丈夫なの?」って。

 

そりゃそうですよね。今の三春屋の状態を見てるとそうなりますよね。

 

リニューアルだデジタルハイブリッドだ言って、どんどんお店が無くなってシートを貼っているばかりの館内です。

 

私自身「なんでこんな事になっちゃったかな…」って思いますもの。

 

「ここは大丈夫なの?」の答えは「この先の事は私にもわかりません」ですが、条件の合う場所があれば移転するかもしれませんし、極端に言えば三春屋が今のこの状況になっていなかったとしても、もっといい場所があれば動いていただろうし。

 

ただ、お客様に喜んでもらえるような変わらぬラーメン作りは辞めるつもりはありませんのでその点はご安心ください(笑)

 

そして今月であの震災から11年となります。

 

11年前の3月に店が津波を受けその直後に大家さんが自己破産。

 

そう言った事情から店は競売にかけられる事になり復旧再開も出来ずここに来て営業再開したのがその年の6月でした。

 

デパートも中心街の事も何も知らずに来ましたが、多くのお客様に支えられてなんとか今までやって来れました。

 

三春屋がこの先どうなっていくのかはわかりませんが、考えてみたら多額の借金をして土地を買いそこに建物を建ててやっている訳でもない「やどかり稼業」ですからもっと気楽に考えてもいいのかな?っても思っています。

 

今日の自分は昨日の自分の結果と言いますからとにかく今を精一杯やるしかないですね。

 

テイクアウトもよろしくお願いします!by店長きむら