
この1週間、アクセルを捻っていくあの感覚が忘れられない。大学の頃、寝ても覚めてもバイクのことしか考えられない時期があった。峠をしこたま走って帰ってきても、感覚が四肢に蘇ってきて寝付けない。そんなことを思い出す。速い遅いは別として、コーナーを駆け抜ける感覚は、官能の喜びをボクに与えてくれる。先週のレースでそんな状態が蘇った。ここ数年は年に1,2回しかない心の状態。そこで週末深夜、岡山に向かおうと思い立つ。でも外は雨。これには心のクールダウンを余儀なくされる。「もう若くないんだから」と諌められているようでムカついた。