数年ぶりにF1の予選を見た。モーターサイクルレースばかりを見慣れたボクの目には、F1マシンのコーナーリングスピードは異様に映る。そしてそれよりも奇抜なサイドポンツーンの形状に驚いた。隔世の感がある。
記憶を辿っていくと、94年あたりでF1に興味を失ってしまった。言わずもがなアイルトン・セナの逝去が影響しているが、オープニングで流れる城達也さんのナレーションが聞けなくなってしまったことも寂しかった。彼は95年に亡くなっている。
その生真面目な声質は、レースを物語として読み解くように導いてくれた。文面も秀逸で、ナレーション後に鳴るピットイン警告音に涙が出そうになったことさえある。もちろん楽曲"Truth"や当時画期的だったCGにもワクワクしたが、ナレーションのくだりが特に好きだった。この質の高いオープニングシークエンスが、今日に続くF1人気を作った要因の一つではないかとボクは考えている。
今は…スポーツ番組全般で言えることだが、過度な演出が蔓延していて、品位のない言葉遊びに成り下がっていると感じる。
下は91年の総集編。残念ながらピットインの警告音が無いバージョン。
記憶を辿っていくと、94年あたりでF1に興味を失ってしまった。言わずもがなアイルトン・セナの逝去が影響しているが、オープニングで流れる城達也さんのナレーションが聞けなくなってしまったことも寂しかった。彼は95年に亡くなっている。
その生真面目な声質は、レースを物語として読み解くように導いてくれた。文面も秀逸で、ナレーション後に鳴るピットイン警告音に涙が出そうになったことさえある。もちろん楽曲"Truth"や当時画期的だったCGにもワクワクしたが、ナレーションのくだりが特に好きだった。この質の高いオープニングシークエンスが、今日に続くF1人気を作った要因の一つではないかとボクは考えている。
今は…スポーツ番組全般で言えることだが、過度な演出が蔓延していて、品位のない言葉遊びに成り下がっていると感じる。
下は91年の総集編。残念ながらピットインの警告音が無いバージョン。