こちらは、ロシアのディアゴスティーニ社が2009年から出している ソ連の自動車伝説 のシリーズの1台です。昨日、立ち寄った大磯のミニカーショップで購入しました。 SMZはモスクワ南部のセルプホフの自動車工場の意味で現在もSeAZとして小型自動車を生産しているようです。
第二次世界大戦が終わり世界各国で小型自動車が生産されましたが、日本でも NJやフジキャビン、フライングフェザー、テルヤンなどバブルカーが沢山あり私も大好きな分野です。ソ連では負傷し手足を損傷し身体障害者となった元兵士の移動手段としてバブルカーのこのクルマが作られました。1958年まで作られその後も4輪へと進化しました。現在はロシアがウクライナに侵攻しており、戦争の影響でこの様なクルマが生まれてきたことを思うと複雑に感じます。一つ目小僧のフジキャビン、プジョーの電気自動車と並び妖怪の唐傘お化けを思わせます。


ミニカーでは前輪が回り円を描く転がしが楽しめます。