こんばんは。
U-NEXTでNHKスペシャルの「未解決事件」を見ていました。
今日見たのは「帝銀事件」です。
1948年に起きた事件ですね。
終戦が1945年なので3年後ですか。
まだ復興はなされていなかったと思います。
そこで東京都豊島区長崎にあった帝国銀行(今の三井住友銀行)の椎名町支店で起こった事件です。
近くで赤痢が発生したので予防薬を飲んで欲しいという触れ込みで、銀行業務が終了した後に犯人が訪れたとのこと。
その際にまず自分でクスリを飲んで見せた。
それから行員が飲んだ。
このクスリには2種類あって、1種類目を飲んだ後数秒後に2種類目を飲むように指示していた。
飲んだ人が体調の不調を訴え、その隙に犯人はお金などを盗んでいった。
この事件はすごく興味があって、いろいろ読んだりしていました。
映画も見ました。
田中邦衛さんが刑事役をしていましたね。
番組では、松本清張氏を主軸にGHQとの関係性を強く匂わせていました。
確か松本清張氏が「小説 帝銀事件」と言う本を書いていましたね。
一般的には犯人は、画家の平沢貞通死刑囚と言うことになっています。
動機は金銭と言うことになっています。
最初にこの事件を知ったときに、強烈な違和感を感じました。
また、平沢は虚言癖(コルサコフ症候群)がありました。
自白したとしても証拠能力はないに等しい。
なのに、犯人は平沢と言うことにされた。
また、事件に使われた毒薬は当初青酸カリと言うことになっていたが、実際は遅効性で、可能性として旧陸軍が開発した青酸ニトリルではないかと言う疑惑がある。
そうなると単なる画家の平沢がそんな専門的な毒薬を扱えるのか、と言う問題が上がる。
また、この事件の前に他の銀行で未遂事件が起きている。
ただ金銭を奪うだけの為に、これだけのことをする理由が希薄である。
よく使われる表現に、パズルのピースが合わない、と言うのがある。
ジグソーパズルをしたことのある人は分かると思うが、よく似た一見ハマりそうなピースと言うのがある。
だが、実際にハメようとしてみると微妙に合わない。
人によっては、しっくりこない、と言う表現を使う人もいる。
この事件はその類の事件である。
平沢は死刑が執行されることなく、95歳で獄中で肺炎で亡くなりました。
番組では731部隊の存在も強く示唆していました。
しかしながら、今となっては真実は藪の中です。
この事件の翌年に、当時の国鉄総裁の下山氏が失踪、遺体で発見される通称「下山事件」が起きますが、これにもGHQの関与が疑われています。
この下山事件で日本では初めてルミノール試薬が使われました。
下山事件については、明日、書くことにしましょうか。(^_^;)
生きていればこの人と合わないなぁ、と言う人もいますよね。
そういう人とはできるだけ距離を置くようにしていますが、距離を置けない人はほぼ無視しています。
話しかけられれば応えますし、話を合わせもしますが、その人には何も期待していませんし関心もありません。
上っ面だけです。(笑
信じていた人から裏切られた、と言う言葉を聞いたりします。
俺、心の底から信じた人っていないかもしれない。(笑
どんな人が言ったかではなく、何を言ったかで判断するから。
どんなに信頼している人だったとしても、間違っていることを言ったら間違っていると言ってしまう。
それは親も例外ではない。
自分だって常に正しいわけじゃないのにね。(笑
だから親からも冷たい、と言われることがある。
親が唖然としているのを見て、しまった、と思うのだが言ってしまったことは仕方ない。(笑
基本的に情は薄いんだと思う。
まぁ、こんな性格だから基本好かれないと思う。
その方が俺も生きやすいんだけど。
ヘタに期待されるのは迷惑に感じてしまう。
自分の気の向いたときにやることをやるだけ。
変人の部類なのは自覚している。(^_^;)