【映画】GEMNIBUS vol.1 (2024):東宝若手オムニバス4編 そこに愛はあるのか? | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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おきにいり映画、 地元鹿児島のこと、 70年代、80年代のおもしろかったこと、 
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東宝シネマズにて期間限定で公開されたオムニバス映画

 

若手俊英の監督らの支援プロジェクトとして製作された1作目になる

 

 

 

ゴジラ目当てで観てきました(笑)

 

 

「GEMNIBUS vol.1」

 

 

 

2024年公開 / 97分 / 日本

 

監督: 上西琢也 平瀬遼太郎 ちな 本木真武太
脚本: 上西琢也 平瀬遼太郎 ちな 本木真武太
撮影監督: 柴田晃宏
VFX: 上西琢也
編曲: 半田翼
音楽: 森いづみ 角野隼斗 斎木達彦
テーマソング: Vaundy
配給: TOHO NEXT
製作会社: GEMSTONE Creative Label
(制作プロダクション:白組=東海制作/AOI Pro./TOHO animation STUDIO/Virgin Earth)

  

キャスト

『ゴジラVSメガロ』岡本弥歩/阿座上洋平
『knot』三浦貴大/SUMIRE/柊木陽太/川原瑛都/杢代和人/田村健太郎/徳橋みのり/野波麻帆/金子ノブアキ/滝藤賢一
『ファーストライン』田村睦心/斎藤志郎
『フレイル』奥平大兼/莉子/今井柊斗/大石吾朗

 

若手映像作家才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」による4人の新進気鋭監督たちの短編映画を集めたオムニバス映画。監督は上西琢也、平瀬遼太郎、ちな、本木真武太。

「ゴジラVSメガロ」YouTubeで公開された短編『ゴジラVSガイガンレクス』の続編。より精緻で迫真に迫る映像と5.1ch音響によりパワーアップさせたシネマティック・バージョンで、メガロとゴジラの闘いを描く。「knot」絵本作家・永倉和弥の息子が失踪し、和弥はアシスタントの奏美と一緒に息子の行方を追い、やがて自らを呪縛する父との過去に向き合っていく。「ファーストライン」アニメーション=生命を吹き込む事の面白さと残酷さを劇中劇として描いていく、青春アニメーター物語。「フレイル」老人・明はVR空間で青春を追体験していたところ、何者かによりVR空間にゾンビウイルスが放出され、死の淵に追いやられる。

(moviewalkerより抜粋)

 

 

オフィシャルサイト

 

 

*****

 

先日、ちょっと遠出になるけど有楽町の方の映画館に行ってきた

 

彼に会いたくてたまに行くのだ

 

 

 

よ、元気かい?

 

毎日暑いね。

 

 

すると目の前に東宝シネマズ日比谷のほうで

 

「ゴジラVSメガロ」をやってるってゆーんで。、

 

 

「対」ではなく「VS」ですが・・

 

 

 

 

もちのロン、動画サイトで観てはおりましたが

 

劇場で観れるならと上映時間に滑り込んで鑑賞しました

 

 

 

本オムニバスは新進気鋭の若手監督によるオムニバス4編

 

期間限定ということもありそこそこ席も埋まっておりました

 

 

 

では本題

 

 

1作目「ゴジラVSメガロ」

 

しょっぱなからゴジラです

 

 

しっかりメガロは地底から現れます

 

オリジナルは今やカルト化している「ゴジラ対メガロ」(1973)

 

 

ジェットジャガーが主役の奴ですw

 

本作はメガロがめちゃ強くてカッコよく描かれている

 

 

 

 

それは良いが

 

やはりフルCGなわけで・・

 

もう特撮でゴジラが作られることは無いのかなと

 

ちょっと寂しくもあります

 

 

2作目は『knot』

 

 

出演者も有名どころであり、完成度もサイコスリラーとしてかなりのもの。

 

滝藤賢一さんとSUMIREさんが良い

 

 

 

3作目はアニメ

 

『ファーストライン』

 

 

短いお話だがなかなか良い

 

オムニバスのアニメのアクセントとして効果的な佳作

 

正直な話、短編らしい面白さを感じたのは本作だけだったかも・・

 

 

最後は『フレイル』

 

 

 

 

老人がバーチャル世界で若者になり元気を取り戻すという作品

 

現実世界の主人公の周りにある小物のこだわりが凄い

 

昭和なレトロな小物や電化製品に囲まれた部屋はある意味羨ましくもある

 

ラストに榊原るみさんもちょっとだけ登場

 

 

4作とも

 

なかなかの完成度をもったエンタメ作品になっていると思います

 

誰が見てもそこそこ楽しめる4篇

 

 

しかし、

 

 

 

個性的な新人ならではのアクの強さのある作品ではない

 

万人受けする商業的な作品。

 

若手映像作家才能支援プロジェクトという名目ながら

 

才能というのは小手先のテクニックを披露するだけのものなのか

 

アートとしてのその作家の胸の内を見せてほしいかなと

 

逆に言えば

 

「なんだこりゃ」と思わせるような個性的なアート寄りの映画作品でもいいので

 

ATC(アートシアタギルド)的なアクの強さのある作品を観たかった気もしました

 

 

もう少し新人に好きなように撮らせて上げられたらなと感じました。

 

 

要は東宝さん、

 

 

「そこに愛はあるんかい?」ってことです

 

 

職業監督を製造する支援プロジェクトなら

 

才能は押し殺されているよね。

 

 

キミはどう思うかい?

 

 

 

 

 

なんか言いたげだね(^^;

 

 

 

 

 

またいつか

 

 

 

キミはこの地で暴れてくれ。。

 

 

 

では

 

 

 

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