こんにちはRESTICOPです。
今回も、特殊訓練・ロープワーク&クライミングタクティクス訓練で懸垂降下とクライミングの研究、実験、改善での内容を練習する目的で岩山での訓練をして来ました。
今回は、前回のレンジャー同期の友人からの誘いがあり、今回も前回同様、課題を設けて実施すると言う提案をした所、快く承諾してもらいました。
今回の課題は、懸垂降下、バランス登降、各種降下器具を使った射撃結び(作業結び)の練習、懸垂降下中のメインロープが地上に届いていない場合の対処法として、継ぎ足しロープ降下(あみロープ、よりロープ、エイト官、カラビナなど各仕様の場合を練成する)を目的に実施して来ました。
それと、今回 初参加となりました、当社、オオネスト レスティーコップ スペシャル セキュリティーインク(株)の警備犬、名前は、ネオ、オスで雑種の保護犬、年齢12歳、拠点の荷物監視の任務を付与して、その任務を全うしてました。
(ん???)
特殊警備として、反社、半グレ、犯罪者を相手に私には、武装警備の構想があり、その際の警備犬として採用、昨今叫ばれている、人材の不足、人件費の高騰などから今後、それらの問題を解消する為に大いに期待を持てる存在であると私は、考えております。
五感の能力は人間の数十倍、危険を察知する際に大きな助けとなります。変な人材を採用するより、ずーと信頼できて、頼りになり当てに出来る存在です。
岩場での訓練では、いつもの場所では無く、新たなポイントに変えて実施したのですが、見た目はそんなに難しくないポイントを選んだつもりでしたが、いざ実施して見た所、結構難しい難易度の高いポイントで、馴れるまで少々時間が掛かりました。
アンカー、メインロープ、安全対策の構築をセッテングする為に必要な装備を持ちフリーで登ると言う、レンジャー方式の方法(実戦の場合:レンジャーチームの中からその技術に長けた隊員、もしくはベテランの隊員が危険を冒し単独で登り、ロープ構成をして仲間を登らせる方法、チームのリスクを軽減させるため)を取ったが、手掛かり足がかりが少ない上に高さ(登り降りする距離)が何時もより長く、登って要る途中で後悔をしました。手掛かり足がかりが取れずに足元が滑り、体制を崩し途中で何度か滑落しそうになってしまい、ちょっと危険な思いをしてしまいました。
経験豊富な仲間との実施であったのと、横着し少し気の緩みが生じたのか、安全対策の軽視、次回の訓練に反映させる良い教訓となりました。
改善方法としては、空身で身体にロープを固定し、固定ロープ方式で登り、各箇所にアンカーを取りながら登り、滑落対処を実行しながら登って行き、到着してから、自身の確保をして、必要な装備を自身に付けていたロープで引き上げ、ロープ構成をする。と言う方法を取る事が一番望ましい方法と言う結論となりました。固定ロープの手順や方法が手間の掛かる部分となりますが、基本的な方法を横着して省いて実施していると、いつか大事故に繋がる事を今回、痛感しました。
そこでなぜ横着すると言う思考になったか?問題をさらに深掘りしたところ、答えは明確に出て来ました。それは、体力の低下が原因であります。
自衛隊、レンジャー時代、その後の私の実体験から、怠けたり、サボったり、疲れた、やる気が起きない場合、この位は良いかと妥協する、などと考えが及ぶ時は、大抵の場合は、疲れている、体力が無い、又は低下している、前向きな思考にならない場合、体調の不良が原因であると思います。体力があれば、前向きな思考も保てるし、挫けたり怠けたりする思考には進まない様に感じます。自身にも他人にも共通している根本的な原因でかなりの確率で、当てはまるのではないかと、私は思います。
自衛隊時代に耳にタコが出来る位に言われ続けて来た「体力を付けろ!」が、最近その意味が良~く解る様な事が多くなって来る今日この頃です。
その様な考えから、訓練実施する時には、普段から体力を付けて、体調を整えて置き、事前に心と体の準備をしっかりと調えて置く事がとても重要であると痛感しました。
あと、体の柔軟性!、岩を登る時に3点支持(両手、片足など)で体を支える場合、ヒザより高い位置に足掛りを取る時に重要だな~と、これまた痛感しました。
岩を登っている時に、頭の中ではオリンピックのボルタリングの選手の様な動きで登っているイメージが常に頭の中で流れているのだが、実際に映像で撮って後で見てみると、頭の中でのイメージとは裏腹で、岩にへばり付いてにっちもさっちも行かずもがいている様子が撮れています。
頭の中のイメージと実際の映像を見比べて見ると、かなりの差があり、それを見ていて結構ショックを受けています。
あと、心地好い筋肉痛がありました。体重が100kgの私の場合は、地上から岩場の上まで両腕は引き上げ、両足は押し上げの動作になり、両腕なんか伸ばした常態から引き上げる動作、岩を強く握って体を支えたり、日常では余り使わない筋肉を使って居る様で、ちょっとした筋トレと同じ効果が得られて要る様です、毎回心地好い筋肉痛を体感しております。岩場を数回登れば相当な筋トレと同じ効果が得られているのではと? 良い運動となり食欲も旺盛になっている様に感じてます。
ロープワーク&クライミングタクティクス訓練(最新・パート3)後編へと続きます。
※テロ対策・犯罪、ストーカー対策や防災対策は、
オオネスト レスティー コップ
スペシャル セキュリティーインク(株)