先月、伊勢神宮へ参拝したときに購入した土鍋(2合炊き)を使い始めて、一か月が経った。
最初は何度か焦がしてしまい、底にこびりついた焦げを取るのがとても大変だったが…
最近では焦がすことなく、好みの炊き方、おこげ直前の仕上がりで、美味しく炊けるようになった。
「美味しく炊きたい」という感情が成長させてくれた。
蒸らし後にしゃもじを入れるときのドキドキ💕鍋底に当たったしゃもじが、どこにも引っかからずに動く時の喜びったら~(笑)
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土鍋ごはんにしてから、洗米、水切り、浸水、炊飯、蒸らし、保存、鍋のお手入れ…、ひとつひとつの工程を丁寧に楽しんでいる。
炊飯ジャーの時とは違い、仕上がりは自分次第(手動)なので、自然と真剣に炊くようになっていた(笑)
ボタン一押しの時と比べれば、労力も時間もかかるようになったが、手間がかかった分、炊き上がったごはんを口にする時の感謝は驚くほど増幅していた(米不足や値上がり騒動も手伝い倍増!)🥰
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小さな喜びは、日常にいくつも散りばめられているけれど、心と時間に余裕がなければ気づけないことばかり。
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AIが進化して人間の知能を超える、と言われる昨今、時短できるというメリットは非常に大きいと実感しているが、あえて回り道でそのプロセスを楽しむことも大事だなと。
そんな時代だからこそ、回り道で味わえる「心の動き」を大切にしたいな~と、改めて思った。
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人間は感情を持つ生き物だけど、便利になりすぎると「感じる」ことを忘れてしまう。
あえて不便を選び、回り道でたくさんの心に出会うことも大切だな~
なんてことを、モグモグしながら思った🍚
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