RB2097 ラストドライブは私に(後編) | REGULAR BONUS

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31歳のダウナーな人による、 日々のREGULAR BONUSな瞬間…というかヤだなぁと思った瞬間とかを綴るブログ。

こんばんは、れすとです。

 

月刊REGULAR BONUSのつもりでしたが、

10月分書くの忘れてるのに気付いて、えぇーってなりましたね。

時が流れるのは早い物です。ごまかすな。

 

 

というわけで、車を乗り換えた話、後編。

この話だけ時系列に関係なく最新の話…でしたが既に2か月前の話に。

 

前回までのあらすじ。

親から譲り受けた車(車種:スプラッシュ)を乗り続けて約8年、

遂にガタが来て乗り換える事に。

ラストドライブは、ラジエーターに時限爆弾を抱えているので

程よい遠出程度に収める事に。 村上市へ向かう。

 

 

 

〇 2025年9月28日(日)/17:00/道の駅・笹川流れ 〇

 

昼飯を食う、この笹川流れ付近にある道の駅へ行く事しか決めていなかったので、

この後どうするという話になり、

「あと50kmくらい行けば音ゲーの山形行脚出来るよ、

 大して信号も無いから1時間ちょいで着くよ」と甘いささやき。

 

県越え決定。

 

もうすっかり夕暮れ、しかも翌日手袋さんは朝から、

俺は17時間の夜勤が待ち構えている中、

熟慮を重ねた結果(1分程度)、決定してしまいました。

 

因みに後々調べたら、

この道の駅から山形県のアピナ鶴岡までは61kmだそうで。

全然嘘じゃねぇか。

 

夕日を見つつ、海岸線をひた走る。

この辺は海の中に突然岩が現れたり、結構景色がいいです。

そしてほとんど信号が無いので、下道でも全然ノンストレスです。

道中には水曜どうでしょうの、原付ウィリー事件の現場もあったはずですが、

もうすっかり薄暗かったので今回はスルー。

ただのガードレールですし、何ならただの事故現場ですしね。

そんな道から高速の無料区間へ。

対面通行なので、ここでかなり体力というか自律神経持っていかれました。

 

アピナ鶴岡へ到着。

我々がやっている音ゲー・beatmaniaIIDXをプレイし、無事山形行脚獲得。

 

隣にある、新潟でいうところの「おたちゅう」へ。

レトロゲームを見て回ったり。

ポケモンの金銀が中古で1万ついてたのにびっくりしましたね。

 

時刻はもう20時過ぎ。晩飯をどうするかという話に。

以前山形市へ行った際に食った鳥中華が美味かったので探すも、

鶴岡周辺はあまり無いようで断念。

目の前にモスバーガーが見えるので、

もうそれでよくねという苦渋の決断。こんなんばっかり。

というわけで山形で夜モッス

流石に村上牛食った次なので普段より感動は薄かったですが、まぁ普通に美味かったです。

 

 

21時を過ぎ、ようやく帰路へ…と思わせて、もう一つ寄り道。

マックスバリュで、芋煮用のたれなどないか確認。

ここのマックスバリュはご当地物の品揃えが悪く、本当に全くなかったです。

同じ系列でも、デカいイオンに行った際は普通に売ってたんですがねー。

 

なんだかんだで22時。

横の移動が無いとはいえ、実は地図上で見ると山形市よりも北に居る我々。

カーナビに自宅をセットすると、到着予定時刻が2:30とかいう割と絶望的な時間が。

そしてろくな高速道路も無い為、ケチるケチらない以前にほぼ選択肢が無いという。

結局行きと同様、全編下道・バイパス・高速無料区間のみで帰る事に。

時々現れる「新潟 148km」とかいう看板に心をへし折られながら、

全く想定していなかったナイトドライブがスタート。

前回から何も学習していない。

 

山形県を出る前にうちの人はダウンしたので、

かなり孤独なドライブを強いられることに。

 

高速無料区間も対面通行なので、結構疲れました。

あの棒っこが中央にあるだけでだいぶ違うんですよねー。

あとそんな飛ばさないので、後ろにつかれると気を使いますし。

 

下道も、基本的に山道か海岸線なので

真夜中ですし、街灯も少なくひたすら真っ暗な道を走るわけで。

土地勘無いところで全く持ってどこ走ってるのか分からないのは

やっぱ疲れますね。

特に海岸線は漆黒の闇って感じで怖いです。

おまけに雨も降って来て、スプラッシュちゃんの涙雨かなーと。

最後の最後でこんな頭の悪いドライブに付き合わされて。

 

新潟県境、村上市に入り、いよいよ疲れが。

行きの時に寄った道の駅笹川流れは通らない事が判明し、

ならばと最寄りの道の駅に寄ろうかと思うも、真っ暗。

どうかなーと考えてるうちにスルー。

 

帰路に通った道は「もしもしピット」が多く、

夜の何も見えないドライブに目の保養となります。

看板のキャラがかわいく、我が家では「もしピちゃん」と呼ばれています。

よくゲーセンへ行く時に見かけるもしピは、本当に路肩が広くなっているだけの待避所で、

以前は電話ボックスが設置されていましたがそれすら撤去されてしまいました。

この辺のもしピは、公衆便所があったり、自販機があったり、

パーキングエリアとしての役目も果たしているようです。

 

 

俺 「 あそこのもしピちゃんは公衆電話すら持っていかれちゃっているのにね。

   もしピちゃんのアイデンティティが…。 

 

手袋 「 『 持ってかないで~ 』って泣いてるよね。 」

 

俺 「 ハハハハハ! かわいそう…。 」

 

 

もしもしピットとはってなりますからね。

まぁもしピちゃんの絵も、携帯で話してる絵ですし(それ以上いけない)

 

 

往路のルートを外れ、日本海東北道の無料区間へ。

流石に限界を迎え、荒川PAで帰路唯一の休憩。

トイレと自販機しかない、いわゆる「お便所ハウス」なのですが、

対面通行ばっかの高速無料区間ではありがたい存在。

 

ナビの忠実な下僕なのでどうやって帰ってきたかイマイチ覚えてませんが、

新潟バイパスに乗った時はもう勝利宣言でした。

もうサライが流れ始めます。 言うてあと30km近く残ってるんですけどね。

 

そんなわけで、当初26:30到着予定だったのを、24:40到着まで巻くことが出来ました。

別に法外にぶっ飛ばしたとかではなく、

単純に信号が少なくスムーズだったのが大きいです。

夜中なら下道は1時間に40km程度という経験則があるので、

大体3時間くらいで帰って来られるかなーとは思いましたが、

覚悟してたより早く帰って来られてよかったです。

まぁ翌日の夜勤はダメージがすごく、完全に死んでましたが。

 

 

 

というわけで、13時間のスプラッシュちゃんさようならドライブは

322km走行という、思ってたよりハードなラストドライブになりました。

 

 

元はといえば親の車ですが、意外といろいろ行ったんですよね。

貰う前に行った最初のロングドライブは、富山・石川遠征(RB1612~/15年9月)。

泊まる場所も決めずに来たので路頭に迷い、更に安易に行脚しようと足を延ばしたので

一気に走行スケジュールが押し泣きを見た回です。

 

過去最も長い走行距離を走る事に…というか羽目になった、

「東北ほぼ一周旅行」(RB1943~/19年6月)。

市外へ昼飯を食いに行っただけなのに、タガが外れ山形秋田岩手宮城福島を

ほぼ下道で、1泊2日で800km走った回。

 

まだ手袋さんと付き合っていた頃、新潟に来てもらった際に

カーナビ、電子ミラー、リアワイパー、エアコンが一気に壊れた

「新潟遠征編5」(RB1947~/19年7月)。

のちにヒューズが飛んだだけと判明しますが、当時は焦りましたね。

カーナビが引き金で、外付けカーナビを買い替える羽目になりました。

 

このブログの2000回突破記念に行ったのは「佐渡遠征」(RB2002~/20年10月)。

カーフェリーで、スプラッシュちゃん初の海を渡る。

全11話というロングラン掲載でした。

 

今のところ、唯一うちの親を、手袋さんの実家のある静岡まで連れて行ったのも

勿論この車でした。 「静岡遠征4」(RB2023~/21年6月)。

この時は同行した親父も運転したので単独ではないですが、

往復1133kmはこの車史上最長移動距離でした。

 

そして新婚旅行兼日記シリーズ25周年兼単純にもう一度行きたいという事で、

2度目の佐渡旅行(修学旅行含めれば通算3度目)の

佐渡遠征3」(RB2084~/23年9月・掲載は24年10月~)。

2度も海を渡るとは思いませんでした。

 

 

こうして考えると、本当にいろいろなところへ連れて行きました。

いや連れて行ってもらったというべきでしょうか。

 

 

 

〇 2025年10月6日(月) 〇

 

いよいよ新車納車の日。

そして、スプラッシュちゃん最後の日。

目覚ましより相当早く目が覚め、なんか泣きそうになっている自分がいました。

まだ早い。

 

その辺でラーメンを食べ、最後のエンジン始動。

ディーラーに到着し、エンジンを切る時は本当にちょっと来るものがありました。

 

総移動距離は89423km。

16年間乗った割には大して行ってないのは、親父の代であまり乗らなかったのと、

俺の元に来てからもしばらくは通勤で使わなかった為、この程度でした。

貰いものでしたが、ここまで愛着が沸くとは思いませんでしたね。

本当にありがとう!! お疲れ様!!

一応廃車ではなく下取りなので、次の持ち主にかわいがってもらえることを祈るばかりです。

 

スプラッシュちゃん

 

 

さて、お別れの後は新たな出会い。

MAZDA・CX-30とご対面。 綺麗!格好いい!

本当に何もついていなかったスプラッシュちゃんに対して、

やれオートライトだのやれオートクルーズだのなんだのと説明を受け、

俺はこの車の半分の価値も使いこなせないのではと初っ端から不安になりました。

 

この車は外観も好きなのですが、とにかく内装。

特に、BOSEスピーカーを12機積んでるバk…スペシャルエディションなのです。

この音響が良いのなんの。試乗で一目惚れ(一耳惚れ?)しました。

まさか本当に買うとは思ってもいませんでしたが。

 

そして、やたら自分のノイズを拾いまくるスプラッシュちゃんに対して、

全く期待していなかったラジオ受信性能の良さを見せるCX-30ちゃん。

AMはかなりノイズ耐性があり、遠距離受信も難なくこなします。

せっかくいいスピーカーになったのに、やたらAM聴いてます。

なので早くもお気に入り(プリセット)が早くも大変な事になってます。

1か月点検の際にディーラーの担当者に見せたら、

「こんなに使い込んでる人初めて見ました」って言われましたね。

もしかして一般的な人は新潟で大阪の放送局を入れたりしない!?

 

 

そんなわけで、CX-30ちゃんとまた思い出をいっぱい作っていきたい次第です。