SMAP generation | 偽・乱筆記~himagine~

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『Battery』SMAP

 

正月休みを終えると厭な仕事の日々が待っていた。
それでも一時期の目の回りそうな状況よりも落ち着いていて
忙しい最中にも定時で帰れる時が時々ある。
2月から宅建士証を取得するための研修が始まり、
それからなし崩しにマンション管理士の
資格試験に向けた授業が始まり、
仕事と勉強を掛け持ちする忙しい時期が来るので
それまでプライベートの時間は、
しばしの余暇を読書と音楽鑑賞で過ごした。
コルトレーンを聴きながら少し前まで読んでいた文庫本が、

『行きつけの店』山口 瞳

2、3年ほど前だったか。
健康診断で訪れた病院で待ち時間に
待合席のラックに置いてあった雑誌ブルータスの記事で
“文豪の通った店”のような特集を読んで、
こんな作家さんも居たんだなぁと初めて知って、
後日、ブックオフで購入した作品だ。
著者が仕事や私事で訪れた先で飲み食いした
贔屓の店での思い出話を描き連ねたエッセイで、
訪れた時期というのは昭和時代の出来事で
著者の後書きによると本書の出版された時点でも
取り上げた店がすでになかったり、
話に登場した店主が亡くなっていたりと
古い話ばかりで今でも同じような追体験が
出来るかというと殆ど無理であろう。
仮に店があって店主が居ても高そうな店が大半なので
私には敷居高過ぎて結局入らないだろう。
尤も最近ではあまり自炊もせず外で食べることが多くなった。
身体が横着になり舌が贅沢になってしまっている。
それで腹が出てるのが気になり出す始末だ。
その上金もない。

昨年末に有名なアイドルグループのSMAPが解散した。
アイドルグループで長期に渡って解散に至るまで
peakの人気を維持してきたのは彼らが初めてじゃなかろうか。
かつてロックバンドで人気絶頂だったビートルズやBOOWYが
解散した時なんかが一番似たような出来事かもしれないが、
いずれも活動時期は短かったし、
ロックンロールというものは感度の高いteenagerのものだから
世代を隔てなく老若男女に衝撃を残したかというと
そこまでではなかっただろう。
かくいう私も所謂日本の芸能界に大して関心が高いわけでもないが、
彼らのメディアを通じた活動や歌う曲は、
普通に生きているだけで勝手に耳に入ってきた。
メンバーの顔と名前もいつの間にか覚えていた。

彼らは私と同じ世代だ。

メンバー最年少の香取は若干離れるが、
1970年代前半生まれの団塊ジュニアなどと言われ、
その前後に比べると人口が突出して多い世代だ。
そのせいか子供の頃は遊び相手に事欠かず
わりと楽しく過ごしていたが、
俄な人口過多が禍して高校進学を考える年頃には
競争率の高さに相当苦労した。
時代は好景気まっただ中でちょうどその頃SMAPは誕生したらしい。
しかし80年代のアイドルブームも
光GENJIとWINKあたりですっかり熱気は冷めて、
私もハイティーンになりアイドル風情に
全く関心を持たなくなっていた。

私がSMAPの存在を初めて認識したのは、
土曜の夜にやっていたTV番組の
『夢がMORIMORI』がきっかけだった。
だがその時も前番組が若かりし頃のダウンタウンとウンナンが
やっていたコント番組でそれに比べると
いまいち笑えず殆ど見なかった。
その頃の私は今で言うFランの大学に滑り込んだのだが、
すぐに退学する羽目になり将来について考えあぐねていた。
“就職氷河期”という言葉が聞こえ始めた頃だ。
私は学歴不問で未経験者歓迎でお馴染みの飲食業界に身を置いていた。
ご存じのとおり安月給で忙しいばかりの業界で
夜型の生活だったこともあり、
その頃もあまりTVを見てる暇もなく
SMAPの存在はグループ名を知っている程度のものだった。

20代後半になり飲食業界の愚図っぷりに嫌気がさし、
事務職に携わるようになり昼間働き、夜眠る生活になり、
昨年末までやっていた番組『SMAP・SMAP』を
時おり見るようになって、
ようやくメンバーの顔と名前が分かり始めた。
相変わらず笑えるほどではなかったが、
私自身あまり腹を抱えて笑うようなことがなくなってしまい、
TVの中の楽しそうな雰囲気を楽しめれば
それで良いと思うようになっていた。
世界は21世紀に突入していた。

日本は後に“失われた20年”と言われる景気低迷の中で
私も低収入の惨めな生活が現在まで続いている。
勿論同じ時代を上手く生きてる人は沢山いる。
私の器量がなかっただけだ。
その間SMAPはずっと同世代のてっぺんに君臨し続けてきた。
TVを通じて彼らを見る限りずっと変わらず仲良さそうで、
仕事も楽しそうで羨ましくも思えた。
勿論彼らには彼らなりの苦悩はあったかもしれないが
一般人の生活苦に比べたら大した話じゃないだろう。
と勝手に思っている。
それが昨年初頭の解散報道からの一転謝罪、
夏になってやっぱり年末解散宣言、そして年末の解散…
…と1年間ずっと彼らの暗い話題ばかり報道され、
私も少なからず関心を持ち、
何故だか幾らか淋しい気持ちにもなった。
とはいえまぁ才能のある人たちだから
これからもたぶん上手くやっていくだろう。
お笑いはやっぱりいまいちだけどw
中居の司会は面白いし、
他の四人はそれぞれいい役者だと思っている。
私は自分の心配をしていればいいのだ。
私もまだ幸福を諦めたわけではない。
謎の自信だけを胸に抱いて
Let's get higher higher!



【蛇足】
昨年の障害者施設の大量殺人事件後、
障害者や擁護者が「根底に差別がある」とか
必死に被害者面してるけどさほどの差別はなく、
むしろ私的には逆に精神障害者が年がら年中起こしている
殺人事件が不起訴になる刑法に逆差別を感じている。
差別を無くして健常者と同等の刑罰を受けろ!!!

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