今日はデコポッジシリーズを紹介させていただきます。
元々工業用のラベル(紙)貼りの糊から考えられたそうです。
種類は5種類。
デコパージュによく使われてるケマ―ジュとかとほぼ一緒ですが、それぞれ用途が違います。
主に紙ナプキンを貼るための糊2種。
左からペーパーナプキン。
紙ナプキンを紙や木に貼るため、破れたりしないよう粘着力が弱め。
バラの模様の紙ナプキンを貼ってます。
右がファブリック。
紙ナプキンを布に貼るため、若干ドロッとして布に浸透しにくいですが、全然染み込まないわけではないので、塗る時は厚紙などを中に入れて汚れないようにします。
失敗のトートバッグ^^;貼るの上過ぎた
仕事用のスニーカーにマリメッコさんの紙ナプキン。
好評でした
そのままでは弱いので、上からオールパーパスを塗ってます。
下の3種は糊の役目もありますが、主にニスとしての使い方になります。
左からマット、つや消しです。
接着力はペーパーナプキンより強いですが、オールパーパスより弱いです。
真ん中が一番よく使うオールパーパス(トールペイントのオールパーパスとは違います)
熱に強く、雨などの耐水性があり、接着力も一番強力、ツヤは中間の半ツヤ。
レジンの背景素材の接着やコーティングにも使えて、厚さはハガキくらいまでかな。
強力なので、ガラスや、ティン、プラスティックなどにも貼れますが、シリコンやポリプロピレンはNG。
傘ビニール傘のデコも無理、すぐ剥がれます。
ゴシゴシ手洗いも不可です。
メガネケース。
レジンの背景に使う紙の貼り付け、コーティング。
石鹸も耐水性があるので。
縮まないプラ板3Ðシートにも(布を)貼ってます。
出た!人気の残念なスマホケース、ジュタドールのペーパーを貼ってます。
ウエットケースのデコにも。ジェルグルーの一度塗りでもいいかも。
右はグロス、ツヤありで、接着はマットと同じ。
使い方は、昔ココログに書いてた時の写真をそのまま転用。
(今は削除したので見れません)
ファイルに紙ナプキンを貼ります。(ポリプロピレンは付きが悪いで他の素材でしてね)
ペーパーナプキンをカット。
薄い3枚で1組になっているので、一番上だけになるようはがします。
筆にデコポッジをなじませます。
貼りたい素材の上にデコポッジを白い筆跡が残らないよう塗ります。
ペーパーナプキンをそっと置きます。
ウエットティッシュなどでシワを伸ばします。
乾いたら上からまたデコポッジを塗ります。
(乾いてないと破れます)
乾くとできあがりですが、さらに塗ることで耐水性、強度は増します。
ツヤもでます。
いろんなところに貼ってみました。
デコポッジは下塗り、上塗りすることで液が上下から浸透し、強力につきますので、
片方だけだと剝がれの原因になります。
質問はオールパーパスの滲みでしたが、浸透しますので、紙ナプキンより厚めの紙をつけるのに向いてること、紙の質等考慮して使って頂けたらと思います。
筆は使用後糊で傷むので100均で十分ですが、毛先のそろったナイロン筆がお勧めです。