こんにちは!
ブログ投稿2日目です。
3日坊主にならないためよう頑張りたいところ
病棟での一コマ
僕「白血球が上昇しています!好中球増加も見られます!細菌感染を疑います!!」
オーベン「好中球はたしかに上がってるけど、本当に細菌感染かな?」
僕「むむむ、、、」
この症例では、結局細菌感染でしたが、
病棟において、もしくは外来においても最も頻回に行われる血液検査について、きちんと理解できていなかったことに気付かされます。
少し勉強しましょう
まずは基本から。
白血球には好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球の5種類が存在。
このうち好中球・好酸球・好塩基球を顆粒球という。
それぞれが役割を持っており、すべてを説明したいところをぐっとこらえて、
今回はとくに好中球に注目。
好中球の成り立ちから、体内での動き。
MB;骨髄芽球、PM:前骨髄芽球、MC:骨髄球、Meta:後骨髄球、B:桿状芽球、S:分葉芽球
・MBが成熟好中球として、末梢血に移行するまで約8日間は必要
・好中球産生調整は、腫瘍細胞からのコロニー刺激因子・免疫担当細胞からのサイトカイン産生などの促進因子
・好中球核左方移動とは、桿状芽球が造花することで、15%以上で明らかな核左方移動といえる
具体的に好中球上昇を認める病態は以下の通りである。
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生理的な増加の原因
新生児・幼児
運動
精神的興奮
月経時
寒冷曝露
麻酔
陣痛
発作性頻脈
直射日光
紫外線暴照射
痙攣
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病的な好中球増加
原発性の好中球増生
1.骨髄性白血病
2.骨髄増殖性腫瘍
種々の刺激に続発する好中球増生
1.急性感染症
2.中毒性疾患
3.組織壊死を伴う疾患
1)心筋梗塞
2)壊疽
3)広範な熱傷
4)悪性腫瘍
4.急性溶血性疾患
5.急性出血
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生理的な増加は文字通り、生理的な反応であり、経過観察の対象である。
・病的なものの中で白血球>5万/μLであれば、まず白血病を疑って良い
・好中球増加症の程度は①原因の種類②病原体の毒力③患者の反応性④病巣の広がり⑤治療などによって変わる
好中球増加症とはこのような原因がある。
んーー、事実の羅列で面白くないブログを書いてしまったなあ
もっと読み応えのある文章を書けるよう頑張ります
さらに、好中球減少、好中球機能異常などを勉強したいところですが、今日はこの辺りで。
終わり。