山笑う

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先日、2ヶ月振りに山へ行ってきました。
花粉症の季節は日没まで外に出るのすら避けたいほど…。
暖かくなってきて雪が解けるころ、もう大丈夫かな?と見定めた日、いざ山へ。
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春の山は冬枯れた樹々から新芽が芽吹いており、麓で桜が散り終える頃には見頃です。
山肌は静かな灰色・茶色の景色から柔らかな黄緑色、桃色に変化します。
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淡い色合いの木漏れ日の中を歩けば野鳥のさえずりや地鳴き、沢のせせらぎの音、風が通り抜ける音が聴こえます。
もう少し経てばカエルたちのケロケロコロコロとしたやさしい音を聴くこともできるはずです。
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冬の厳しい寒さや荘厳なる地吹雪も
夏の死ぬかと思うほどのしつこい暑さも好きですが(下山後の温泉と川にドボンするのが言葉にできないほど最高)
この時期の山は本当にお気楽な空気に満ちています。
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同行した仲間の話だと
この季節の山を季語では「山笑う」と表現するらしいです。
柔和な表情を見せるからでしょう。
けらけら笑うのではなくて頬を緩めるような笑顔かな。
夏は「山滴る」
秋は「山粧う(よそおう)
冬は「山眠る」
だとか。
季語だけ聴てもピンと来ませんが
景色を見たことがあれば
たしかになぁ!と納得します。
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難しいことばかりの街を離れ
身を置いていることで
自分を単純化させてくれるのが自然の中です。
その単純でいて奥行きの深い自然が
頭と心をすっきりさせてくれます。
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