アフタヌーン コンサート逗子文化プラザ なぎさホール:曽根 麻矢子 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

~雨あがる~

大地が湿気を吸い込んで 深呼吸。
朝の雨は昼には上がり、青空がのぞいた昼過ぎにも『真白き富士の嶺』は見えなかった、三浦半島西海岸の逗子へ。

曽根 麻矢子さんの チェンバロの演奏会に行ってきました。

アフタヌーン コンサート

逗子文化プラザ なぎさホール
14時~

チェンバロ:曽根 麻矢子


プログラムは
🎵ラモー:「アルマンド」「クーラント」「ジーク」
🎵ヘンデル:組曲第5番 ホ長調
🎵デュフリ:『ラ ブコン』
🎵フォルクレ: 組曲第5番から

『調子の良い鍛冶屋』が最後に入っているヘンデルは良く知っている曲ですが、その他の曲は 微妙な認知度。 フォルクレは題名を知っているので どこかの演奏会で聴いたことがあるハズ。
しかし フランスバロックのチェンバロの曲は、どれも区別がつかない。
でも すでに記憶はごちゃ混ぜですが、流麗なロココの雰囲気は存分に味わえました。

ヘンデルも2段鍵盤を有効に使った 豊かな華麗な演奏でした。

後半は
🎵J.Sebastian Bach:パルティータ第1番 変ロ長調
🎵スカルラッティ:ソナタ 第9番、10番、517番(すべて二短調)
🎵W.A.Mozart:『キラキラ星変奏曲』

今日の白眉はバッハ。
淀みのない滑らかさ。音色の緩やかな変化が 美しいバッハを作っていました。
スカルラッティは だんだんとテンポが速くなる並べ方。ラテンの熱さで締めくくる構成。
最後のキラキラ星は 曽根さんが「10月に10人で10台のチェンバロで順番に弾いて、楽譜にその書き込みがあって それを見ると…」と
私もあの演奏を思い出して(特に誰とは言えませんが(笑))ウケてしまいました。
今日はもちろん曽根さん1人での演奏だったので(笑)、変なワクワクはありませんでしたが、コンパクトにまとまった 明るい音楽になっていました。

終演後 サイン会があったので、持参したCDにサインをしてもらいニコニコです。

夕方 帰宅する時 西の空を見たら、富士山のシルエットが夕焼けに美しいシルエットを映していました。

都道府県対抗 男子駅伝どうなったのかな~