四国まで、わずか10km! | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

昨日の旅の記録は(↓)こちらです😉
 


~九~四は約10km~

昨夜は別府泊まり。
駅前の古い安ホテル。でもここはお風呂が最高。ついでに駅側の部屋だとホームがバッチリ見える。飽きません。
夕食はお気に入りの『だんご汁』。ついでに『とり天』を食べに町へお出かけ。半年振りの大分県は美味しいものばかり。お腹いっぱい。

そして、別府駅前広場には『混浴』の温泉が 新たにできていました。


そして 朝、別府からフェリーで八幡浜(愛媛県)へ。


ちょうど2年前の旅の逆コース。その時の記録は↓
船はのんびり快適。
デッキに行って海を眺めていると、今日は トビウオが海の上を飛んでいるのが見れたり、飽きない。本当はイルカを探していたのですが…
四国最西端 佐田岬をはじめ、素晴らしい景色を堪能しました。

↑中央に佐田岬の灯台が見えます

船内の桟敷席は、子どもの遊び場と化していました。九州訛の子どもの言葉は、私にはあまりに耳に新鮮です。

そして12時過ぎに四国上陸。

八幡浜からJRで宇和島へ。
九州の自然の森から、四国の人間と共存した森に変わりました。どちらも緑がいっぱい。
四国は山の上にまで人家があります。荷物の運びかたや、その前にどうやって家を建てたのか、単純な疑問が浮かんできます。
小さな峠を気動車がえっちらこっちらと、本当にゆっくりゆっくり越えて、宇和島に着きました。

快晴の宇和島では、まず『天赦園』に行きました。
宇和島藩主の伊達家の浜御殿の一部とのこと。藤や菖蒲が見事らしいとのことですが、今は緑一色。池泉廻遊式庭園ですが、苔や白砂でなく、なんと芝生。そして 芝生の部分には入って良いらしい。確か(京都)東山にも芝生をベースにした寺院があったけど、その中には入れなかったなぁ…
シート持って寝たいなんて考えたのは私くらいだろう。

次は宇和島城。
深い緑に囲まれて、下からは容易に天守閣が見えない。三重の小さな天守閣ですが、1666年に建てられたもの。


当時から修理のみで生き続けているとのこと。重要文化財です。

それにしても ここ宇和島が、伊達正宗と関係が深い伊達家の城下町とは 驚きでした。

ついでに『鉄道唱歌』の作詞者、大和田建樹がここの生まれともあり、ビックリ。城の下に生家跡がありました。

その後、商店街を中心に周りながら 今日のホテルへ。宇和島は大きなスーパーがまだ無いのか、商店街が元気でした。まだまだ昭和の雰囲気が残っている町。喫茶店が多いのも なんか良かったです。

ホテルは港近くの町外れ。
展望風呂は温泉ではないけれど、サウナつきで気持ち良い。リアス式海岸の宇和島湾の夕日を見ながらゆっくりお風呂入ると、疲れが一気に飛んでいきました。


今日は夕食つき。刺身や天ぷらに、ビールやデザートまでしっかりついて、大満足。そしてとても美味しかった。これに明日の朝食までついて5600円は超お得です。宇和島で元気チャージ!