川合 玉堂~日本のふるさと 日本のこころ展と フェスタサマーミューザNHK交響楽団 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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~日本の風景 踊りの…~

今日は午前中に都内へお出かけ。

まずは山種美術館へ。

『川合 玉堂~日本のふるさと 日本のこころ』展

テレビで紹介され 行かなきゃって決めた展覧会。日曜日までの会期だったので、ギリギリセーフ。

日本の原風景の美しさが、落ち着いた筆致で描かれた作品が多くありました。
特に人物に対する温かいまなざしを感じる、いくつかの絵画が印象に残りました。

これは行って正解。
その後 川崎へ移動。


フェスタサマーミューザ
NHK交響楽団『オーケストラと踊ろう』 

18時30分~
ミューザ川崎シンフォニーホール

17時20分から公演前のプレコンサートがあるというので早めに到着。
プレコンサートはホール舞台で
🎵W.A.Mozart:フルート四重奏曲第1番(全曲)
明るく爽やかに、軽快な音楽を聴かせてくれました。
続いて金管五重奏で
🎵ヘンデル:王宮の花火の音楽~歓喜
🎵バーンスタイン:「ウェストサイドストーリー」~抜粋
響きの良いホールで聴くと、この編成でも貧弱さはまったく感じず、充実した音楽が楽しめました。

休憩が30分以上とれて、本公演へ。
指揮:山下 一史
司会:岩槻 里子

まずは
🎵バーンスタイン:「キャンディード」序曲
大好きな曲。吹奏楽の方で有名ですね。
リズムが生き生き。この曲が 中学・高校の吹奏楽の音が基準となっている私の耳には、別次元の素晴らしい音と感じました。
今日の席は舞台上手後ろ側。ハープがはっきり聴こえて良かったのですが、ちょうど1m下にチューバの朝顔が上向きにあったのは 外れ。チューバが静かにしている時は、良く聴こえました。

ここから岩槻アナウンサーが案内役で登場。山下さんとダンスの音楽の解説がつきました。

🎵J.Sebastian Bach:管弦楽組曲3番~ガボット
ファリャ「三角帽子」~隣人の踊り
🎵M.Ravel:「古風なメヌエット」
🎵J.Strauss:「皇帝円舞曲」

久しぶりに聴いたファリャ。昔オケの演奏会で何度も聴いたので懐かしい。サラッとした肌触りが夏にピッタリ。
J.Straussは私の好きな曲。きっちりとした音楽づくりは山下さんらしい。

そして最後は
🎵ストラヴィンスキー:「火の鳥」~魔の踊り~子守歌~終曲
初心者向きプログラムにストラヴィンスキーはいかがかと思うも、いざ聴いてみると 美しい旋律があふれていて、楽しく聴けました。

アンコールに
🎵P.I.Tchaikovsky:「くるみ割り人形」~花のワルツ
ハープがきれい。

楽しくバラエティーに富んだプログラム。
それに完璧な司会進行は、さすがNHKというもの。FMで放送するんでないかい っていう感じでした。
N響の安定した演奏も圧巻でした。

終演後、お友達が顔見知りということに 私も便乗して、山下さんを楽屋口で待って、サインをいただいちゃいました。

拍手はどこでも自由みたいな、初心者に優しい演奏会。今日は会場がいっぱいでした。