とある、2人の、リバーサイドホットサンド。その④ | とある、腐男子の、ブログ。「いたい いたい たいし」-ウルトラロマンティック-

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付き合って8年、同棲して7年
バツイチ腐男子と192cm巨人のバカップル(俺達)の日々のことや
描いたイラストなどを載せてるブログです



詳しくは、過去記事

とあるシリーズを見てください

太志(たいし)=俺と

保(たもつ)=恋人と

小さな家族達の

とある、俺達の、物語。








とある、2人の、リバーサイドホットサンド。




その④








「どうしたの?」




「……………」




「…とりあえず出発しよ…」




「…行かない…」
 



「…そんなこと言わないで…」




「…行きたくない…」




「…せっかく準備したんだし…行こう…」




「…こんな変な髪じゃ行きたくない…」




「…変じゃないよ…」




ニット帽を、かぶっていこうと思ったのは、自分だ


謎の、こだわりで髪を伸ばすことにしたのも自分だ


髪が長くなってウザくなったから切ったのも自分だ


全部、自分が決めて


全部、自分で行動した


髪を切って後悔して病んでるのも


自業自得なんだ


そんなの分かってる


嫌でも自覚してる




愚かな自分に病んだ


たもつを困らせる自分に病んだ


どうしたらいいか分からない自分に病んだ


前向きになれない自分に病んだ




自分がさらに嫌いな自分になった


 

(出発直前に、いい加減にしてくれ…)


そんな感情が、たもつの表情から伝わってくる


でも表向きには、前向きに


諦めずに俺を説得してくれた




一度、落ちたら


気分を上げることも切り替えることも難しい


すっきりしないまま


たもつに諭され


俺は、車に乗った


たもつが運転する横で


俺は、ずっと


「ごめんね」「ごめんね」「ごめんね」「ごめんね」「ごめんね」「ごめんね」「こんなふうになってごめんね」

と、ごめんねBOT化


たもつは、ずっと

「大丈夫、大丈夫」「秋は、情緒不安定になっちゃうもんね」「大丈夫だよ」

と、言ってくれた
 



予定だったら


好きな曲を流しながら


楽しくキャンプ場に向かうはずだったのに


色んな後悔を感じながら


俺は、景色を眺めた




無理に気分を上げたり変えたりするより


時間をかけて


気持ちを落ち着かせるのが一番だと思い知った




一時間ほど車に揺られ


写真を撮れるほどまでメンタルは、復活した


 



ルーちゃん(ルドルフ(オレンジの)と

助けちゃん(助六(ハムスターの)も

一緒に来たよ




夏、夜行バスで名古屋に向かったとき


バスの休憩時に寄った、サービスエリアで


特盛牛丼を食べた(病みと食欲は、別w)






サービスエリアで休憩&昼飯を食い


再出発するころには、


俺のメンタルもすっかり復活しつつ


目的地を目指した




気付けば山の中








俺のゴタゴタで出発が予定より遅れたが


結局10分ほどのズレで


目的のキャンプ場に到着した




車を降り


普段、見ない


パノラマの大自然を目の前にすると


出発前に病みまくってたのがウソのように


テンションが上がったのを覚えているw




「…うわぁ〜…スゴい…」と、自然と口から出て


(来てよかった…)と、思ったのは、言うまでもないだろうw




たもつは、受付で、キャンプ場の人と予約の確認など、色々、書いたりしていた




紆余曲折あったが無事に到着


俺達の初キャンプが


とうとう、始まるっ!!!!!!






to be continued...






たいし






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