多肢選択式問題の出題状況&対策 | 黒沢レオBlog

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■多肢選択式の出題状況

2010

2009

2008

2007

2006

41

憲法以下の法令相互間の効力関係

内閣総理大臣の権能(最大判平7.2.22

オウム真理教解散命令の合憲性(最決平8.1.30

議員定数不均衡(最大判昭60.7.17

違憲審査制の性格(最大判昭27.10.8

42

取消訴訟の原告適格

行政上の義務違反

損失補償

行政立法

行政事件訴訟法の訴訟類型

43

伊方原発訴訟(最判平4.10.29

行政裁量

国と地方公共団体の関係

処分取消訴訟の判決の効力

行政上の義務履行確保手段


出題実績を見て分かるとおり、憲法は判例が中心です。


ただし、判旨を一言一句覚えているか否かということではなく、基礎的な用語を入れていくような問題が多いですね。


あるいは、文脈から判断できる場合も少なくないわけです。


また、行政法については、「総論」分野と、「行政事件訴訟法」分野からの出題がほとんどです。


総論分野は、記述式にはなじまないのですがが、多肢選択式では極めて出題がしやすいという特徴があります。


したがって、総論分野での行政法用語、事件訴訟法の判例・条文は、キーワードが抜かれても書けるようにしておきたいですね。

8点×3問 =24点

24点中20点は得点が出来るように対策を取りましょう!