2023年の12月。

素敵な素敵なプレゼントが

神様からありました。


私は25歳の時に

最愛の母とお別れしました。

長男が産まれた年に

母は遠くへ行ってしまいました。

子育てに対しての不安を抱きながらの

母との別れは私を大きく成長させてくれました。

母娘でお買い物をする姿を

見れば涙が自然と出てくる様な私でした。

私も母と普通の当たり前の

買い物をしたりご飯を食べたりしたい

という気持ちが長い時間続き

それは今も心の中にあります。

羨ましいとか妬むなんかと違う感情です。

ただただ母と居たかったんです。

そんな甘えん坊の私ですが

神様から3人の大切な命を

預けられ強くたくましくなりたくて

やってきた人生でした。


そんな私に神様は

一人娘を授けてくれました。

そして今回孫娘を届けてくれました。

娘がそれはそれは美しい

女の子を産んでくれました。

静かなる熱い思いが

私の心を包んでくれました。


女兄弟や身内に女性が少ない

そんな環境で育ってきた私には

女同士って事に憧れと戸惑いがありました。

友だち関係にも影響があって

なかなか慣れない苦手な部分でもありました。

中学生ぐらいから

女の子の友だちを作らなきゃと意識して

学校生活をしていました。

男の子の方が私には身近に

感じるんだけど私は女の子。

思春期に近づく頃には

しっかり女性としての意識が

芽生えて男の子から男性としての

意識に変わっていきました。

唯一、母だけが私の一番近くに

いてくれた女性でした。

もちろん大好きな祖母もいてくれましたが

祖母は又母とは違う仏様みたいな

そんな優しい人でした。

母に余命が宣告された時は

私が代わりになるからと

涙を流しお参りを続けてくれた

あたたかな優しい祖母でした。

そんな中旅立っていった母を

私はずっと探し求めていた時期も

確かにありました。


しかし娘に出会い

娘が大病をした時から

私は本当の意味で母になりました。

私が絶対に守るから

お母さん、娘を連れて行かないで

一緒に守ってあげてとお願いしました。

もうお母さんお母さんって

泣いたりしないから

私から娘を連れ去ったりしないでと

ただただお願いしました。

奇跡はあるんです。

私は奇跡だと感じました。

悪性であろう細胞は良性で

最後の最後にどんでん返しが起こったのです。

娘の生還は私の人生において

奇跡でしかないのです。

神様と母から再び

大切な命を託されたんだと

母になる決意を再度確認しました。

だから子どもたちは私の命そのものだと

私の全てをかけて今までも

そして今からも共に生きていくんです。


その様な中で生きてきた私にとって

希望の様なこんなプレゼントがあるなんて

思いもしなかったんですが

娘が無事に女児を出産してくれました。

男児でももちろん良いんです。

ありがたい事にどちらがどうなんてありません。

ただ私には女同士を味わいたかった。

男家系に育った私にとっては

女同士にずっと憧れていたので

孫娘の誕生は格別に感じました。

旅行先での温泉へ入る時も

女同士なら一緒に入り楽しめます。

娘との二人での温泉も大好きで

一緒に暮らしていた頃は

良くサウナにも行って

色々な話しをして楽しみました。

母と楽しんだように娘との時間を

大切にしてきましたがいつも

母も一緒ならなお幸せなのに

母は娘とどんな話しをするんだろうと

いつも想像していました。

それが私が母になったから祖母になれたから

実現するんだなぁと感慨深いのです。


私と娘と孫娘

夢の共演の開幕。

仏様のような祖母とはキャラが違うから

きっとなれないでしょうが

私なりの関わりを孫たちにしていきたいと

子育てとはまた違う楽しみを持っています。

私は子どもたちの子育てに

意見しようなんか全く考えていません。

夫婦での方針や時代やなんかに

私の経験だけで意見するのは

おこがましいと思っています。

相談をされた時はもちろん

全身全霊で答えていきますが

それ以外はみんな

価値観や思考も違うのだから

親同士(夫婦)が話し合って決めていけば良いと

思っています。

私の出来る事は子どもたちを認めながら

孫たちを大きな愛で包む事。

愛しかないと思っています。


そして私自身が

前向きに生きていく。

その姿を後世の人に見てもらう。

そこで何かを感じてくれたら

生きてきた意味みたいなものが

あるんではないかと思います。

たかが一人の女性の生き方ですが

されど立派な人材を育成したという

私の誇りは価値があるものだと

自分自身が納得しています。

自己満足、それも良いですよね。


自分を自分が認め褒めてあげる。

どんな時も自分と共に生きている私を

認めてあげながら手を繋いで歩く。


孫娘との出会いによって

私の中で新たな希望が湧いてきました。

一つの大切な命。

愛の中で育っていってほしい。

祈っています。

子どもたち孫たちの未来が

どうか澄み切ったものであってほしい。

青く澄み切った空が海が心が

魂として永遠に続くように。

そして私もそうありたいと

穏やかな気持ちになっています。


母が今生きていたら

どんなに喜ぶだろうか…

お空できっと孫娘とは

会っているだろうけど

この世で一緒に喜びたかったなぁ。

娘が産まれた時

母に抱いてもらいたいと

思った私ですが

今回孫娘を抱く事が出来ました。

母と一緒に孫娘を抱きました。

母から私そして娘から孫娘

バトンはちゃんと渡っています。

お母さん、良かったよね。

私を産んでくれてありがとうって

気持ちで溢れています。

それもきっと子どもたちが

今を一生懸命に生きてくれてるから

感じられるものだと思います。

私もまだまだと

身が引き締まります。

出来事をどう解釈していくか

そしてどう選択していくか

謙虚な気持ちを忘れないように

スマイルでいたいです。

機嫌良く毎日を過ごしていきたいので

肩の力を抜いていく事も

忘れないようにしないとな。

そんな事を考えながら

お正月休みも終わり

主人は普段の生活へと戻り

毎朝会社へと出勤しています。

感謝です。ありがとう。


あなたにとって

素敵な一日になりますように😊