私は今まで4人の方から直接

登校拒否になった我が子の相談を

受けた事があります。

その人たちはもちろん悩み

どうしたらみんなと同じ様に

学校に登校する事が出来るだろうかと

苦しい胸の内をあかしてくれました。


3人はみんな知人関係だったので

家庭環境も理解していたが

1人はある勉強会でたまたま

知り合った方だった。

休憩時間に実はという事で

息子が登校拒否だと打ち明けてくれた。

私はいつも話しをまずは聞くようにしている。

お母さんの今の思いや願いを

聞いてあげるからがスタートだ。

登校拒否は同じだが内容は皆違う。

原因も皆違う。

原因がわからない人もいる。

どうしたらいいのかわからないと

お母さんたちは苦しんでいる。

私も娘が結果として期間は短かったが

一時期登校拒否になった経験もあるので

力になりたいと思うが

こればっかりは親、本人が

気づかなければ難しい問題である。


直接の相談はないものの

3人の子育て中には

何人もの子どもが

登校拒否で姿を見なくなった。

PTAの懇談会では

今の状況を話すお母さんもいれば

噂話として耳に入りお母さんも

学校に来なくなったりもした。

義務教育期間ならどうにか

卒業まではいけるが

高校生ともなれば

結局は退学になってしまう。

親としては子どもの復活を

願い悩んでいるのが実情である。

なかには転校をして

環境を変える方法を取る家族もあった。

どうにか打破したいのだ。


これはあくまでも私の意見として

書いていこうと思うので

正解かどうかは別である。


登校拒否の原因は色々ある。

先生やクラスメイトや

とても仲良しの親友や…

そして親との関係性。

学校は大人でいうと会社、組織である。

一日の大半を過ごす場所である。

行きたくなかったり

ズル休みしたい日があったり

はたまた辞めたくなったりと

馴染めない子ども(人)もいるだろう。

しかし会社なら転職もありだが

特に義務教育期間となれば

どうにか行かせて卒業をして

次のステージへ行かなければと焦る。

みんなと一緒にって思いにかられる。

原因を探り解決しないと

取り残されてしまうんではないかと

親は必死になってしまう。

でもねっ、大切な我が子は

生きていますよね?

病気や事故や自殺等々で

命を失うこともある事実を

頭の隅に置いて少し離れて冷静に

今をみてみたら良いと思う。

我が家で過ごしている命がそこには

確かにある。

こうなったのは周りのせいだと

他責になっているのでは?

人のせいにしたり環境のせいにするのは

的外れだと気づいてもらいたい。

乗り越える事の出来る子どもがいれば

無理だとあきらめる子どももいる。

捉え方や解釈が違うから

同じ出来事に対して結果が違ってくる。


幼少期からの関わりが大切だと

言われてももう過ぎてしまい

その結果が後にやってくる。

だから、だからどうする?

どうしていく?かが重要だ。


私が出来る事はなんだろう?

そこに焦点をあてる。

子どもをこうさせたいと願うなら

まずは自分を変える事からだと思う。

今までの選択が今起きている事を招いている。

その事実をしっかり認めよう。

そして自分の考え方や行動を

見直し変える事に集中したらどうだろうか。

これまでの自分ならこうするが

全く違う行動や言葉がけをやってみる。

最悪と思っている事をチャンスだと捉え

泣きそうだったら笑ってみる。

食事を部屋まで持って行ったりしていたら

ちょっとやめてみる。

お母さんは本日おやすみをいただきます

とか伝えて子どもに心配させたりする。

小さな事からでも良いので

今までと自分がまずは変わってみる。

子ども中心で毎日過ごしてきたなら

親中心に変えたり

その逆なら逆をやってみる。

他責を自責に変える。

全ては自分からだと頭の中を変える。

リビングには出てくるんなら

リビングでの会話を変える。

どんな程度かはそれぞれ違うので

簡単ではないだろうが

自分が変わる自分を変えるしか

正直出来ない事ではないだろうか。

子どもも1人の人間だ。

しっかりと人格を持った人間だ。

他人を変えようと思っても

それは出来ない事なんだと理解しないと

家族だからこそ余計に破滅へと向かう。

コントロール出来る事と出来ない事。

自分は少なくともコントロール出来るではないか。

であれば自分の思考と行動を

変えていく事から始めたらどうだろうか。


そしてタイミングをみて

あなたの味方なんだとたくさん

話しをしてもらいたいです。

抱きしめてあげてほしいです。

誰が何を言おうとも大丈夫だと

子どもの存在価値を伝えてください。

産まれてきてくれてありがとうと

感謝を伝えてください。

学校が全てではないし

方法は色々あるんだと

教えてあげてください。

愛がちゃんと届くように自分が変わるんです。

甘い自分なら厳しい自分へ

興味がないなら興味を持つ

せっかちならゆっくりへと

マイナス思考ならプラス思考へと

小さな変化を毎日していく努力を

自分がやる事から何かが変わっていきます。

言葉も大切です。

言葉一つできっかけを生んだりします。

言葉が足りないではもったいないです。

素直な気持ちをさらけだす

勇気を持ってください。

子どもに望んでいる事を

自分が実行してみてください。

変わらない方が楽だから

多くの人は妥協をしています。

それはそれで良いんだけど

子どものピンチの場合には

そんなこと言ってられません。

今こそチャンスと捉えて自分と向き合い

変わる勇気を持ってトライしてみてください。

やらなければ結果は変わらないでしょう。

自分を信じてください。

子どもから頂いた試練なら

喜んでチャレンジしようではないですか。

だって愛してやまない我が子が

苦しんだり傷ついているんなら

全力で解決したいと思いますよね。

だったら自分次第ですよ。

他責では絶対ないです。

そこの解釈からスタートです。


私の意見を書いてみましたが

少しでも参考になればありがたいと

思っています。

人には言えない事や思いはあると思います。

しかし一人ではありません。

同じ悩みを持ってる人もいるし

仲間たちがいるって事も忘れないように

したいですよね。

勇気を持って相談してみる。

相談相手をちゃんと選んで行動してみる。

一人では無理な事も

人の力を借りてなら可能な事もあります。

そんな時は遠慮しないで

助けあいましょう。

そして誰かの力になれるような自分に

成長していきたいものです。


きっと大丈夫です。

あなたが前を向いている限り

子どもはあなたの姿を

ちゃんとみていますから。


あなたにとって

素敵な一日になりますように😊