今回は三人の子どもたちの

子育てを終えた私が

昔を思い出しながら

ほんわか書いてみたいと思います。

エピソードって枠ではなく

今だからの話しになるのかな。


初めての育児、子育ては

たくさんのわからない事だらけで

必死だったしかない。

頼りとなるであろう母がいない私は

長男と一緒に良く泣いていた。

第二子の長女の時は

少し余裕も出来てきたのか

二人の子どもと良く笑っていた。

第三子の次男の時は

肩の力も抜けて

とにかく楽しかった。

同じ私が産んだ子なのに

みんなそれぞれ違うんだと

面白さを楽しめる自分がいた。


性格なのかはたまた環境なのか

親の影響なのか子どもって

不思議だと思いながら

それぞれの子どもと向き合ってきた。


長男はとにかく泣く。

長女はとにかく笑う。

次男はとにかく穏やか。

そんな赤ちゃんだった。

授乳も正直大変だった。

夜中に泣かれるのが恐怖に感じたり

睡眠不足でゆっくり寝たい欲求が強くなり

一日中寝たい…と思ったり

一人の時間が欲しいと思ったりで

メンタルもボロボロが長男の時だった。

次の長女の時は

長男の育児を踏まえてがあったからか

ずいぶん楽に当たり前のように

すんなりいけた感覚がある。

男の子と女の子の違いもあるのか

良く寝るし機嫌が良い赤ちゃんだった。

次男の時は上2人が小学生だったので

生活リズムがきちんと出来ていて

その中で自然にハマっていく感じだった。

私1人で育てるというより

兄姉も一緒になって

子育てを手伝ってくれ楽しかった。

もう最後の赤ちゃんなんだなと思うと

このままでいてほしいとか

すぐに成長するのがわかっているからこそ

思ったりもした。


それぞれの個性を大切にと

人や兄姉と比べる事なく

子育てをしていくんだが

この時期はこうだったよなと

兄姉の成長の経験は参考にした。

なので下の子になるにつれて

楽しむ余裕が出てきたのは確かだ。

今叱らなくても様子をみてみようとか

タイミングを待つ事も出来るようになった。

長男の時は一喜一憂だった。

育児書に書いてない事ばかりが

たくさんあって苦戦した。

いつまでこんな生活が続くのだろうと

わからないがゆえに不安だった。

でもその不安も赤ちゃんの笑顔で消え

頑張んなきゃと力に変えていた。

今思えば第一子ってやっぱり

親が未熟だから損なのかもしれないと

自分も含め思ったりもする。

しかしそれ以上に得な部分もある。

親を独り占め出来る特権を持っている。

下の子が授かるまでは自分だけしかいないので

親の愛情を独占出来るのは確かだ。

下の子はすでに産まれた時から

上がいるんだから自分だけのって

感覚を味わう事が出来ないだろう。

どちらがどうという事ではないが

それも結局は環境が皆違うという事だ。


第一子をしっかり育てれば

下の子はそれをみて続いていくのではないかと

私は思っていて下の子にいきがちな部分を

抑えながら兄妹を育てた気がする。

中心は第一子にと心がけた。

お互いが小学生になる頃はまた変わっていくが

幼少期の頃は第一子をまずはと

バランスをとっていたと思う。

妹に優しく接して仲良し兄妹になるためには

第一子が愛で心が満タンでないと

難しいのではないかと思い

小さい方にいきがちなところを

まずは第一子だよと考えるようにしていた。

その結果は見事に的中。

兄は妹にとても優しく

妹は兄が大好きな関係になった。

それは今でも何も変わらない関係性だ。

そんな仲良し兄妹の元に産まれてきた

第三子はある意味ラッキーだと思う。

兄姉の愛を一身に受けて

健やかに穏やかに成長していった。

第一子が高校から寮生活の為

家を出るまでの期間が

私は自分の黄金期だったなと

振り返れば思う。

三人の子どもたちとの時間は

今思うと夢の時間だった。

アッという間に過ぎていった時間。

いつまでこんな生活が続くのと

心配していた自分に教えてあげたい。

一瞬だよって。


30年間の子育て期間。

長い様でアッという間でした。

たくさんの思い出は私の大切な宝物です。

大人になった子どもたちは

今度は自分の子育てをしている最中です。

次男はまだ未定ではありますが

兄姉は一足お先に

子育て中となっております。

きっと私が悩んだりした事が

現在進行形で日々起こっていると思います。

そんな子どもたちを私は

微笑ましく見守っています。

聞かれればアドバイスはしますが

あくまでも見守っています。

経験をしていってますます人として

成長してもらいたいので

バックネット裏で観戦する

イメージを持っていこうと思っています。


子育ては楽しいです。

そして大変でもあります。

命を預かり守り育むって

腹をくくらないと

中途半端になってしまいます。

子どもを授かりたいと思い

授かった以上は

やるしかないですよね。

それをどうやっていくかが

皆それぞれ違うから色んな人が

この世界を創っているんでしょう。

価値観だって十人十色です。


自分に縁のある人たちと

アッという間の人生を

幸せになるために

最善を尽くしていきたいものです。

美しい風景に心を奪われたり

美味しい食べ物に喜んだり

知らない所へ旅に出たり

四季を楽しみながら

一度きりの人生を謳歌したいと思います。

それには家族の存在は欠かせません。

心身共に健康で

時間の許す限り

一緒に生きていきたいです。


私は定職にはつかないで

子育て中心に今までやってきました。

経済的にも厳しいのも事実です。

しかし後悔は何もありません。

家族のおかげで素晴らしい景色を

たくさん見せてもらっています。

可愛い孫の存在だって感謝です。

今からの私。

人生ではじめてセンターに自分を

置こうと思っています。

親や子どもをセンターに置いてきた今まで

これからはいよいよ私がセンターです。

軽やかに しなやかに 私らしく輝く

そんなテーマで楽しい時間を

ますます増やしていきたいと思っています。


あなたにとって

素敵な一日になりますように😊