人を好きになるって素敵。
私は子どもたちが成長するにつれて
恋愛についてもたくさん話しをしてきました。
自分の恋愛経験も含め
食卓を囲みながら普通に
誰に恋をしているとか
誰に告られたとか
誰と付き合っているとかを
家族でお喋りしてきました。
男の子と女の子両方居たので
話しは良く盛り上がりました。
長男が中学校の頃に
可愛い彼女をはじめて家に連れて来た。
当時小学生の長女は興味津々で
飲み物とおやつを
自分が兄の部屋へ持っていくと言い
2階へと行った。
すると目をクルクルさせて
ドアを開けると2人がくっついていた!と
すぐさま報告があった。
聞くとノックもしないで突然入ったとの事。
長女に部屋に入る時は
ノックをするのがマナーだよと教え
くっつきたいからお家に来たんだと
思うよって話しをした。
好きな人の近くにいたかったり
ギュッと抱きしめたかったり
手を繋ぎたかったりキスをしてみたかったり
そんな気持ちになるのが恋なんだよと。
あなたもそんな人に出会っていくんだよと
長女と下のリビングで話しをした。
だからそっとしてあげようねと。
私と娘はソワソワしながらも
2人が下におりてくるのを待った。
暫くして2人は下におりてきた。
彼女はお邪魔しましたと挨拶をしてくれ
長男は彼女を自宅まで送ると言い
自転車で一緒に出ていった。
さぁ、長男が帰ってからが賑やかだ。
まだ小さな次男はともかくとして
長女は興味津々ではないか。
根掘り葉掘り長男に聞いている。
そんな子どもたちに私は
人を好きになる心について話した。
異性として何かを感じ
その人に興味を持ち
もっとその人を知りたくなり
その人は自分をどう思っているのかが
気になってきて
自分と同じような気持ちを相手も
持ってくれてたら良いのにとか
色々考えるんだよねって。
相手の気持ちが知りたくなったり
知るのが怖かったり。
片想いがあったり
両想いがあったり
恋をするって素敵よねと話した。
人を好きになるのは素敵な事で
それが叶う叶わないの前に
人を好きになれる自分の心を大切に
そして褒めてあげてねと言ったのを思い出す。
私は思春期の頃
親からは恋愛とかしている時ではない
勉強の邪魔になるんだから
もっと大人になってからで良いんだと
恋愛を否定されていた時期があった。
一番多感な頃にそれはショックだった。
異性ってものに興味を持ち
好きな人にドキドキしたりする
ピュアな気持ちを否定されたのは
すごくショックだった。
ラブレターをもらい部屋の机に
入れていたのを勝手に読まれ
あなたがチャラチャラしているから
こんな物をもらうのよと叱られた時は
寂しくて辛かった記憶が残っている。
こんな大人にはならない。
こんな母にはならないと
子どもながらに心に誓っていたのだ。
だから自分の子どもの恋愛事情は
母としてあたたかく見守ってあげたかった。
うちの子たちは好きな人を紹介してくれる。
両想いの相手は自宅に連れて来てくれた。
決まって「どうだった?」と
私の感想を求めてくる。
私はその子をみての感想を素直に言う。
あ〜、そうかとか言いながら
どこが好きなのかを話してくれる。
こんな風景は我が家では当たり前だった。
付き合いをやめた(別れ)時も
そっと知らせてくれる。
恋も決して数ではない。
ある意味質が大切である。
ただ子どもの成長の中での恋は
些細な事から始まり終わる事ようなもので
思春期を過ぎ大人に成長するにつれて
大切な恋愛を経験してほしいと思っていた。
相手の事を考えると胸が苦しくなったり…
凄く会いたかったり…
お互いが向上出来る相手と
お互いの将来を語りあいながら
その人とちゃんと向き合った恋愛を
子どもたちにも期待していたんだろう。
結婚を意識しはじめる時も
必ず相談をしてくれる三人。
特に次男になると
上二人の恋愛からの結婚をみてきて
自分なりの結婚を若い頃から
夢みてるところがあって
とても微笑ましく私はみてきた。
恋愛と結婚は違うのか?なんて
テーマで恋愛講座がはじまる我が家。
色々な意見が飛び交いながらの時間は
家族の価値観を確認する事もできる。
三人の子どもが今では五人に増えた我が家は
ますます賑やかになっている。
私の心はますます満たされていく。
次男のお嫁さんを皆で
楽しみに待っている最中である。
初恋の人と結婚をしたってのも素敵だし
恋多き人がやっと1人の人に収まるのも良いし
結婚って枠に収まらない人も
それはそれで生き方なんだから
他人が色々言う事でもない。
ただ、人を好きになる心は大切にしたい。
何歳になってもトキメキは感じたい。
それぞれの子どもたちが恋をして
大切な誰かを見つけて
一緒に生きていくって素敵ですよね。
マル1(バツ1)の私からは偉そうな事は
言えませんが
私も恋愛をしてきました。
45歳で出会った今の主人にも恋をしています。
若い頃とは少し違うかもしれませんが
暖炉の様な炎はあたたかいです。
何歳になっても恋をして良いし
恋の相手がパートナーだったら
最高にハッピーですよね。
お母さんだって女なんだもん。
色々あっても不思議ではないですよね。
ただ私はずっと30年
子どもたちに恋をしていたので
今は主人に夢中って事にしておきましょう(笑)。
人を好きになる。
素敵な事ですよね。
あなたにとって
素敵な一日になりますように😊