レンタルニートの仲ですが、
たまにまとめブログや動画でネタとしてニート株式会社が取り上げられ、ちょくちょく悪い方向に話題になるようなので書いておきます。
前々から「ニート株式会社」とググると
ニート株式会社 その後
ニート株式会社 失敗
ニート株式会社 いじめ
みたいなネガティブな関連ワードが出てきていたが、
Wikipediaでも勝手に事実として扱われてしまっているのが「ニート株式会社にはいじめがあった」という内容。
しかしこれを裏付ける具体的エピソードが書かれている情報はほとんどない。上記Wikipediaの出典元とされているプレジデントオンラインの若新さんの記事にも具体的な出来事は書かれていません。
はてな匿名ダイアリーの内部メンバーによる暴露とされている記事はやや詳細が伝わってくる感じがあるが。
基本的にはこの記事の「いじめがあった」証言が元となり、まとめサイトや動画に転載され、それがまた転載され続けて事実として扱われているのでしょう。
(なお、この暴露を誰が書いたかは知ってます。当時の本人の立場や意図はわかる)
※暴露記事が書かれたのは2014年9月のことであり、もはや昔の話
今から書かれている内容はだいたい設立1年~数年の間の話、
追加募集を行う前であり初期メンバーしかいない頃の話がほとんどです。
いったい何によって「ニート株式会社にはいじめがあった」とされているのか?
設立時から参加している初期メンバー目線での答えとしては、
これらは会議での意見の対立や社内SNSでの立場の争いにより、自身の主張を否定された側が「いじめを受けた」と被害者アピールをしているだけだと思う。
ニートには実際のところ、協調性がなく他人の反感を買ってしまいやすい人とか、病気があって言動が不安定な人とかがたくさんいます。自分もそうしたしょうがない仲間たちとなるべく上手く付き合ってきました。
しょうがない一面を認めたうえで、ニートというマイノリティなりの価値観を活かし仕事を作り出そう、そういうものだったはず。
最初期のニート株式会社は前提として「斬新なビジネスをやろう」という色が強かったので多くの人が興味を持って加入し、いわば「おふざけ派」に対し「きっちり派」もまた結構多かった。
例の暴露記事に書かれてる「バックオフィス」が初期の体制における事業の管理担当組織であり、「きっちり派」が多い傾向にありました。
バックオフィス内のさらに担当部署ごと高い頻度でグループ通話などで会議をしていたのを知っています。
企画立案・実行に対するバックオフィスの厳しい管理に不満を持ったメンバーの主張や、その中で生じるやり取りでは暴言が出やすく、しだいに「いじめがあった」ことにされていったんじゃないでしょうか。
「みんなの前で意見を否定され恥をかかされる」みたいなことはあったとしても、それは個人と個人のやり取り。意図的に仲間外れにするとか、結託して誰かを邪魔するみたいなことがあったわけじゃありません。
毎日オフィスに集まって顔を合わせるような機会もないからそんな結束力のある組織じゃない。
しかしながらメンタルヘルス界隈でもあるニート界隈。
障害者手帳を持ってて診断済みの精神疾患がある人なんかも多くいるわけで、そういう人たちの目にどう映っているかは実際にはわかりません。
後に当事者たちと深く関わっていく中で「認知の歪み」という言葉が一般的によく使われると知ったのだけど、いじめの事実は被害妄想からくる「認知の歪み」なんじゃないかとも思う。
弱者をバカにしているように受け取る人がいるかもしれないが、自分の未来をも左右する会社の運営においては周囲の人について理解し自身を守る強い姿勢が必要だと思っており、この文章は大マジメに考察して書いています。
なおこの頃、自分はどうしていたかというと
中立の派閥無所属、ソロと言う感じでした。
これらのやり取りが続く中でいじめでは無いにしろ、たびたび対立が起こるらしいことは認識していた。
よってレンタルニートの実行については途中で邪魔されることのないよう独断で行い、街中で看板を持って宣伝することから始め、事後報告という形をとったのです。
正直、初期のルールが形骸化し変化がなくなっていた頃だったのでしびれを切らして勝手に始めたという経緯でもある。
メンバー同士の争いばかりが語られるがそれは事業をおこす上であり得る話であり、そんなことに気を取られるよりも企画を考え実行に移すことの方に労力を割きたかった。
マイペースに自分自身のやるべきことをやってきたつもりです。
コメント欄に
「弱者が群れると、その中から新たな弱者を作って虐めるんだな」等々批判がたくさんあるが
この、状況を茶化してネタにしたり
真剣にやっているつもりの人をバカにしてこき下ろす感じの一方的な暴言、これこそが「いじめ」と判定されていたものの正体と同じことだと思う。
ニート株式会社という組織がその状態を作り出したのではなく、弱者や愚かな存在を笑うという、人々が普段からやっていることが可視化されただけでしょう。
標的となった人がいて個人攻撃が継続的に行われたなんていう話じゃありません。
目立つ存在になるとそうやって批判を浴びるもの。
自分自身も顔出し本名出しをして表立って活動することにより、似たような批判は内外からたくさん受けてきました。
でもそれはニートを名乗る上でのあるある。
いちいちいじめ認定して被害者アピールしたところで自分が優位に立てることはありません。
初期のメンバーたちはこうした批判への耐性を身につける暇がなかったのでしょう。
そんなわけで様々な暴露や告発っぽい情報が今までにネット上にあったかもしれないが、いじめのウワサの本質は「私は否定された!アイツが悪い!」と過剰に被害者アピールをしてしまうメンバーたちの弱さだったんじゃないかと思ってます。
しかし最初からメンバーが167人もいて(設立準備段階は300人以上いる仮SNSでやり取りをしていた)互いを知らない状態から始まるのだから、発言をするのにも誰が味方になってくれるかわからない。
疑心暗鬼になり被害妄想がわいてしまうのも仕方のない話なのかもしれない、とも思う。
そのくらい前代未聞の試みだったというわけです。
類似の暴露記事、まとめ動画みたいなものの中には真偽不明の情報を事実っぽく描写しているものがたくさんあります。
情報の検証について興味がある人は問い合わせてください。
レンタルニートを利用して飲み会しながら聞いてくれてもいいですよ。
【レンタルニートを利用するには】
・LINE
・メール
いずれかの方法で連絡ください。
twitter:
メールでの連絡は
【dsq2165@gmail.com】まで。