ニート株式会社が日本最高峰を極める 富士登山 後編 | ニート株式会社のレンタルニート

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NEET株式会社の事業、有り余る時間でみなさまと一緒に遊ぶレンタルニートです。

前編はこちら

 

五合目から登山開始

午前7:30ごろ、五合目から登山を開始します。

 

標高がすでに2300mを超える地点。登山道を歩き始めるとさっそく真横に雲が見えてきます。

 

本当に不思議なんですが、まだ登山開始してから10分ぐらいしか経ってないのに「あぁ、また来たいな」と思いました。登りきってすらいないうちに。

 

なんたってこんな景色は今までに見たことがありません。

 

空の上にやってきてしまったのかというような感覚から、脳内ではドラクエ5の天空城のBGMが流れていた。

 

 

 

六合目までの道は準備運動といった感じです。

 

富士山周辺のキャンプ場に行ったときにも感じたことがあるんだけど、足元の砂や土は他の土地よりも黒っぽい色をしていました。火山周辺の土壌の特徴なんですかね。

 

 

 

30分ほどで六合目に到着。

 

六合目では「富士山安全指導センター」というところでヘルメットの貸し出しをしています。前日に重大事故があったので、しっかり安全対策のためにヘルメットを借りていきました。

 

 

元々貸し出しをしているものの、普段から借りる人はほとんどいなかったようです。安全対策のためみなさんもぜひ借りていきましょう。

 

 

六合目から先は路面に小石が増え始め、斜面に生える植物が徐々に減っていくような様子でした。

 

たまに雲がかかるタイミングがあり空気がひんやりします。

 

長距離歩きに最も耐性がありタフなノナカシがペース配分を考えてか、最後尾からかなりゆっくりめに登っているのが見て取れました。これはどうやら本気モードらしい。

 

動画撮影をしてたまに喋りながら登ったのですが、標高の高さからすでにいくらか空気が薄くなっているような気がしました。斜面を歩きながら喋ると思ったよりすぐに呼吸が乱れてきます。

 

 

平地に対し空気が1割ぐらいは減ってきているのかな?なんて話してたけど、気圧のデータでいえば標高2000m地点ですでに2割は減ってるみたいですね。

 

頂上は0.64気圧ぐらいだという。

 

 

急いで一気に標高を上げてしまうと体が追いつかなくなるのだろう。気をつけてゆっくり登ろう。

 

 

七合目直前あたりから、ゴツゴツした岩の斜面が始まりました。

次の一歩を踏み出す足場をよく確認しながら登ります。

 

8:45 七合目到着。

 

 

このあたりから売店と宿泊所を兼ねた山小屋がちょっと登るごとにたくさんあります。なるほどこれが富士山の山小屋というものか。

 

お菓子とか飲み物とか売ってるけど、割高な現地価格であり、500mlペットボトル1本で400円とかですね。

 

大型の発電機が稼働してたりと、維持コストがかなりかかるのだろう。

 

 

ここから先は短い間隔で山小屋があり、途中の看板には「本七合目」とか書いてある。七合目と本七合目は別々と考えた方がいいのか?よくわからない。

 

岩場が続き、七合目以降はいよいよ本格的な登山という感じです。

 

雨で削られて丸くなってもよさそうなもんだけど、それにしても岩がゴツゴツしている。富士山の火成岩の特徴なのかな。

 

何千年と経てばもっと滑らかになるのかもしれないが、つまりこれらは比較的新しい岩ということなのだろうか。富士山はここ数百年レベルでは噴火しているってことなんでしょうね。

 

現在も「富士山はいつ噴火してもおかしくない説」を聞くことがあるが、はたして。

 

 

 

10:00 八合目到着。

 

 

八合目につくと標高3000mを越える地点までやってきたことになります。雲がかかったタイミングだとより寒さを感じるようになってきました。

 

結構疲れがたまってきたので15分ほど休憩。

 

お腹も減ったので持ってきたパンなどを食べます。急斜面を登ってきたので気づけば背中にはビッチリ汗をかいており、座って休憩しているとすぐに汗が冷えてきてしまう。

 

 

八合目から先はさらに景色が変わり、赤っぽい砂や石が増えてきました。大きな岩だらけだったのがスッキリして見晴らしがよくなり、横に見える斜面の広大さが際立ちます。

 

これはすごい。

 

真横に見える雲はしだいに晴れていき、眼下に広がる雲海がはっきりと見えるようになってきました。視界が開けると、こんな大きな山を登っていたのかと改めて実感します。

 

 

 

 

 

11:05 本八合目。標高3400m地点。

 

 

雲より高い位置に来ていることが写真の背景からはっきりとわかる。

やはり空気が薄くなってきているらしく、このあたりで頭痛になる一歩手前のような、やや頭が重い感覚がありました。

 

早く頂上に着きたい気持ちを抑えてゆっくり行かないとまずそうだ。

 

 

 

気温もだいぶ下がってきて疲れも来ている。

本八合目の山小屋ではココア400円、カップ麺600円とか書かれてるけど、この景色を見に来たことと疲れた体のため払うなら全然アリだなと思える。

 

頂上で登り切ったらカップ麺とか食べようかなと、そんなことを考えながら通り過ぎました。

 

 

頂上も近づいてきて、前日に死亡事故があったと思われるあたりには不安定な位置で止まっている岩がありました。こんなのが転がってきたらひとたまりもないな。

 

 

 

11:35 九合目到着。標高3600m。

 

鳥居を過ぎた先は九合目のようです。

 

 

さあ、頂上まであともう少し。

 

このあたりから先は登山道の端で座って休憩している登山客がかなり多くなってきました。

 

岩場の登りがかなりつらくなってきたので、我々もいったん小休止をはさむことに。石に座り、景色を眺めながら休憩します。

 

この写真はほんとに人物と背景に見える雲海の対比がすごい。

個人的ベストショット。

 

 

それじゃあもう少しがんばりますかと登り始めてみると、ものの5分程度で次の鳥居が見えました。

 

鳥居をくぐったあたりでポーズを決めて記念撮影してる中国人がいるなと思ったら・・・

 

 

「富士山頂上奥宮」と書いてある神社がある。

あれ?ここもう頂上?

 

そうか。ついにやってきたのか!

 

時刻は12:10。

だいたい4時間40分ぐらいで登ってきたことになります。

 

吉田ルートの所要時間は通常6時間ぐらいと言われているので、結構早かったみたい。

 

 

ひとまずおみくじを引いたり、写真を撮ったり、ポケモンGOを起動してポケストップを回したりします。おみくじは末吉だった。

 

 

ポケモンGOですが、後日ここで出た10㎞タマゴからふ化したのはヨーギラスでした。やっぱり富士山はシロガネ山ってことですね。

 

 

富士山の頂上といってもその頂上自体がかなり広いわけであり、山頂の火口周りをぐるっと一周する「お鉢巡り」をすると1時間はかかると言われています。

 

日本最高地点の3776mの石碑がある「剣ヶ峰」にはぜひとも行っておきたい。今回登った吉田ルートからはちょうど反対側にあるので、必然的にもう30分ぐらい移動しないとたどり着くことはできません。

 

着いてみると山頂はものすごい風であり、いままでの登りで温まってきた体の体温があっという間に奪われました。

 

剣ヶ峰を目指そうと、ひらけた場所に踏み出したところ一瞬でさらに風を強く感じるようになった。寒すぎる。「おい、このままじゃヤバくないか?」といったん作戦会議。

 

 

ホントに、山頂にあがってみると急に強風を感じて一気に寒くなった。

僕は上着を多めに持ってきたので、ウインドブレーカーを追加で着た上からさらにポンチョを被ってなんとかなりましたが、アウターさんが上着が足りないらしくとてもつらそうな様子。

 

ひとまず雨具に持ってきたレインスーツを貸して追加で着せ、剣ヶ峰へのアタックは山小屋でいったん暖を取ってからチャレンジすることにしました。

 

ご当地価格800円のカップヌードル。

 

この寒さでは文句は言っていられない。本来どこでも買えるようなものが現地価格により高いことってあるけど、このカップヌードルは間違いなく今までの人生で一番高いカップヌードルです。

 

 

超うまい!体があったまる。

暖房が強く効いているというわけではないがいい休憩になった。

 

さあここを出たら短時間で再び体温が奪われることは明白なのであまり時間はかけられない。体力が持たないので1時間で戻るぞ、と作戦を立ててから出発します。

 

なお、この日の富士山頂の気温は後から見た記録では5℃くらいだったらしい。

 

 

 

富士山の火口まわりの景色は今までの様子ともさらに違ったものでした。

 

火口の内側には赤や黒や黄の地層断面が見えます。

よくみると斜面に氷が張っている部分もある。

 

なんだかすごいところに来てしまった。

この強風と寒さ、草木のない景色、生き物の生きられる場所ではないんだなということが体感でわかる。

 

「お鉢巡り」という言葉から、山頂へ上った後のちょっとしたお参りみたいな穏やかなものかと思ってたらそんなことはなかった。道幅が狭く崖のようになっている部分もあるので、だいぶ危険性があります。

 

風にあおられてよろけたら落ちる。

かなりの緊張感がありました。

 

 

剣ヶ峰までの中間地点ぐらいでかなりの強風を感じたので、おそらく東西に吹く風の影響を強く受けるのだろう。

 

御殿場ルート、富士宮ルートの頂上の山小屋を通り抜け、ついに最後の剣ヶ峰の坂道までやってきました。

 

この最後の斜面が本当にキツい。

体力が一番削られている状態に、足元の砂が滑って転びそうになる急坂。一度ズルっといく場面があったので最後は斜面に手をついて張り付くようにして登りました。

 

 

 

 

そして剣ヶ峰頂上 3776m地点

ついにやってきた!日本で一番高い場所へ!

 

どういうわけか、この気象観測所の横まで来た時にまるで結界でも張られてるかのように風が弱まりました。不思議な力で守られているのか。

 

さあとにかく体力が持つうちに記念撮影だ。

 

ニート株式会社探検部、富士山登頂に成功!

 

ついにやり切りました。

探検部の結成自体が「(たとえば)富士登山がしたい」という発想を得てのものだったので、我々としての大きな目標を一つ達成したことになります。

 

僕とノナカシの嬉しそうな表情がそれを物語っている。

 

アウターさんの表情が硬いようだが、このとき寒さで余裕がない状態になってたらしい。どうやら八合目以降あたりから先頭を登っていて距離が離れ、僕とノナカシが追い付いてくるまでの待ち時間があったため頂上着く前から汗が冷えてより寒くなってしまったようだ。

 

いわく「RPGの毒の沼地とかでその場にいるだけで体力が削られている状態」になってたらしい。やはり長居は危険だと判断して写真撮り終わったらすぐに戻ることにしました。

 

富士山頂とは過酷な環境です。

雲がもっと完全に晴れたような日だったらまだマシなんだろうけどね。

 

 

さあ帰るまでが登山です。気を抜かず最後までいこう。

もう一度吉田ルート側まで戻る必要があるため、来た道とは逆の道を通り、火口を回って戻りました。

 

しかしこの火口周りの赤や黒っぽい岩で構成される地表の様子はこの世のものとは思えない、異世界にでも来たのかと思うような景色でした。

 

五合目以降が「ここは国外か?」と思えたなら、頂上は「ここは地球外か?」というような感じでした。

 

火星の地表かなにかにも見えるこの景色がとても印象に残った。

 

やはり富士山、また来たい。できればもっと風が弱いときに。

 

 

富士山吉田ルート 下り編

 

吉田ルートの下山道は登山道とは別々になっていて、砂と砂利が積もったような斜面がずーっと続きます。

 

急勾配では踵を砂に差し込みながら下っていくような感じ。

 

この下りが砂だらけで、砂ぼこりが舞って髪が砂だらけになったり、口の中に入ってジャリジャリしたりする。

 

下りはいくらか早く戻れるとはいえ、さすが富士山。なかなか終わりません。

 

 

半分ぐらい降りて来たかなと思ったとき、ここで事件が。

 

 

ヘルメット事件

上着を脱ごうとして、ヘルメットをいったん脱ぎ地面に置いたところ。

強風が吹き、六合目で借りたヘルメットが斜面に飛び出し、転がって行ってしまったのでした。

 

やばいっ!と思ったのも一瞬、ヘルメットは吉田ルートと須走ルートの間の何もない斜面を見えなくなるまで転がって行ってしまいました。

 

幸い、登山道でない場所を転がったので登山者の誰かに当たったりする危険はないと思われるが。

 

回収不可能になった・・・

 

 

 

レンタルニート、レンタルヘルメットを紛失。

 

結局六合目でその旨を伝え、当然のように預り金の2000円が没収となってしまったのでした。

 

こんなことになるなら借りなきゃよかった・・・

とは重大事故の翌日にさすがに言ってられません。

 

みなさんもヘルメットのレンタルをするだけでなく、最後まで気を抜かずに六合目まで持ち帰りましょう。

 

 

そんなわけで僕が落としてしまったヘルメットは吉田ルート下山道と須走ルートの間の斜面のどこかに引っかかっているでしょう。

 

たぶんこのあたりです。(山中湖から見た富士山)

 

 

後日談:

Outerkey「後ろから見ていたところ仲さんが1分ぐらい呆然と立ち尽くしているのが見て取れたので、どうやらダメらしいなと悟った」

 

 

そして下山完了

16:45ごろ

とにかくそんな事件がありながらも無事下山し、五合目まで帰ってきました。

 

 

ついに一つの目標を達成することができた。

富士山へ登頂すれば文字通り、「ニート株式会社が日本最高峰を極める」という見出しの記事が書けると思ったのです。

 

 

1人でやっただけでは「ニートだけど富士山に登ってみた」程度にしかならないけど、3人でやることで立派なニー株独自の企画として実績を残すことができました。

 

この実績は今後の人生できっと何かの役に立つことでしょう。

 

 

 

企画立案:Outerkey

運転担当:ノナカシ

記録担当:仲 陽介

 

でお送りしました。お疲れ様でした。

 

 

 

次の挑戦も何かしたいなと考えています!

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