こんにちは
小樽の寿司屋の三代目の 中村 圭助 です。
よく、寿司にのってる刺身のことを「ネタ」といいますが、
実はこれ隠語なんです。
隠語とは、一般の人にわかりにくいように特定の業界内でつかわれる言葉のことですが、
正式には、「ネタ」のことを「タネ」(種)といいます。
いつから、ネタのほうが一般的になったのかわかりませんが、
寿司屋では、けっこう隠語が一般的になっているものが多いです。
「あがり」
「おあいそ」
「しゃり」
「がり」
なんかも全部隠語なんです。
正式には、お客さんは隠語をあまり使わないことになってますが、
これほど普及しているのは、
日本人はそれくらい寿司を好きで、
興味をもっているということだと思います。
ちなみに
お寿司は「ネタ」が一般的で、
天ぷらは「タネ」が一般的。
漫才は「ネタ」で
手品は「タネ」ですが、
「タネ」が全部正解らしいです(笑)