苦を楽とみる凡夫 | 人として生きる上で大切なこと 「こころのものさし」
2018-01-13 00:15:33

苦を楽とみる凡夫

テーマ:御法門

               御 教 歌

 

         何事も 楽しむ程は しばしにて

 

            苦しむ事の 長き世の中

 

 

 楽しむことはほんの僅かで、、苦しむことは長く感じるのがこの世の出来事のように思える我々凡夫の心情を仰せの御教歌です。

 

我々凡夫は、生活している中で楽しい・嬉しい出来事より、辛い・苦しい出来事のほうが、より長く感じてしまうものです。

 

殊に辛く苦しい時など1日の長く感じることは、私1人だけの思いではないかと思います。

 

病気をした時、失恋したとき、人間関係で裏切られたりしたとき、自分の思うようにならないとき等々。

 

挙げたらきりが無いですけど、嬉しい事・楽しい事はそれに比べたら少なく、時間的にも短く感じるものです。

 

何故、このように辛く苦しい出来事のほうが長く起こってくるのか?

 

仏さまは

 

 「凡夫顛倒(ぼんぶてんどう)」

 

このように云われ

 

「仏法の算盤は凡夫勘定と逆也。」

 

このようにお示しです。

 

仏さまから観た物の見方と我々の物の見方は、逆さまである というのです。

 

我々は、煩悩という目先の欲、自分だけの欲に囚われて、その欲を満足させるために一生懸命苦心するのですが、仏さまから見たらそこに悩み・苦しみの因をつくっていると・・・そこに真逆な考え方が起きてくるのです。

 

御指南に

 

「大功徳を煩悩の欲心に殺して、地獄の業をこしらへ、かさねたるを徳したりと思ふ迷は、苦を楽と見る。」

 

「徳を積むための苦労を、自分の煩悩欲を満足させるための苦労につぎ込むことを得したりと思える迷いこそが、苦を楽と逆さまに見てしまうのである。」

 

このようにお示しです。

 

「顛倒の凡夫損と思ふことは徳也、徳と思ふことは損也。」

 

このことを、日々の生活のなかの「心のものさし」として充てていきたいものです。

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