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広報の松本です。
融通の利かない人、不器用だと言われる人をよく観察してみると、そのほとんどが『○○しなきゃ』という思いにとらわれてしまっているなと感じます。
たとえば料理であるなら、与えられたレシピの行程を二つ三つパスしてしまっても、それなりのものができると思うのですが、融通の利かない人はそれができません。
はじめから出来上がった料理がイメージできる人であれば、その出来上がりというゴールに向かって自分がやりやすいようにアレンジできるのですが、融通の利かない人は、ゴールに到達することよりも、そのプロセスを大切にしてしまっているのかなと思います。
良い感じの鍋がなかったらフライパンでも煮物はできるし、下茹での行程を電子レンジで代用はできるし、ボウルで混ぜなくてもビニール袋で十分だったりします。
レシピはあくまで一つの正解例でしかありませんので、きちんと料理が仕上がれば、どう調理しようと構わないのです。
正解は一つではないのですから。
正解が一つだと思うから、やりたくないこともやらければいけなくなって、苦しくなったり途中で投げ出したりするのだということに気づいて欲しいなと思います。
今日のお言葉
パーフェクトでないこと。それが人間であることの証しであり、同時にその人固有の魅力にも、つながることなのです
(叶恭子)