『身体も心もゆったりと』 | 新!広い空の下で…唱題行日記 結社だよ!!全員集合♪

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仙台駅前で、お題目をお唱え始めて早いもので10年が経ちました。

また、この度、自宅を結社とすることにしました。

駅前での唱題行とともに、更に真剣に精進していこうと思っております。

今日6月29日、あなたへ送る法華経からのメッセージは、

『身体も心もゆったりと』



『身意泰念 快得安穏』

(しんにたいねん けとくあんのん) 

 ※妙法蓮華経譬諭品第三から


『身意泰念』とは、

身体(からだ)も意(こころ)もゆったりと安らかな状態を言います。


この文言は、お釈迦様の十大弟子の一人で、「智慧第一」と言われた舎利弗「しゃりほつ」が、

お釈迦様の教えに喜んで発した言葉です。


舎利弗は、どんなに修行を積んでも自分は仏にはなれない(つまり、自らは救われても、自他の境を超越した大調和の中にあるという状態には至れない)と悲しく思っていたのです。


けれど、お釈迦様の教えは全ての者を仏に導くためであり、

自分も仏になれると知り、


それまでの疑いも悔しさも晴れ、身体も心もゆったりと安らいだという、至福の境地を表しています。


肉体はあって当たり前ではありません。私達が、この娑婆世界で様々な体験ができるのは、

『魂の乗り物』である身体があるお陰です。


身体の状態により、行動の範囲も質も大きく変わり、心にも大きく影響します。


肉体があるが故の苦しみもありますが、

肉体があるが故の恩恵が、多々ある事に、目を向けましょう。


身体あっての物種、

心あっての物種。


身体も心も、時としてゆったりと休める事が肝心です。


今日も素敵な一日をお過ごし下さい。