衆議院の厚生労働委員会で、年金事業機構法案が今日から審議入りされる予定でしたが、先送りされました。
民主党としては、法案審議にあわせて社会保険庁の粉飾疑惑を正していく方針で、馬淵すみお代議士、長妻昭代議士が質問をする予定となっていました。
2年前、社会保険庁が組織ぐるみで年金保険料を職員の福利厚生に使っていた事実を明らかにした長妻さんと、今国会で、耐震偽装問題を鋭く追求した馬淵さんの二人が、「調査中」として口を閉ざす社会保険庁に、粉飾疑惑の事実を問う質問をする予定だったものが、昨晩、審議は中止。質問自体がなくなったということです。
不正免除について社会保険庁が内部調査を行っていることを理由に、与党が審議入りに強行に反対をし、今日は他の法案の趣旨説明が行われる事になったからです。
国民の関心が高い社会保険庁の問題を先送りし、国会が閉じてしまった後は取り上げない、という与党の姿勢が見えるようです。
今日の参議院の本会議で小泉首相は言いました。…
(つづきはホームページで→http://www.renho.jp/)