傀儡師の吻 23 | 黄色い涙〜Storm〜

黄色い涙〜Storm〜

出会いに感謝♡
黄担当で大宮をひどく拗らせてお話書いてます(。-ㅅ-。)
はじめましての方はテーマ→蓮のトリセツの必読を!




先にこちらをお読みください
下矢印











※妄想中






23 智


俺達はいまムストー王国と

ミオヤオ国(ユウイチがいる国)との境目

ヤラマシアにいる


民宿の前で

馬を降りた


リ「ちょうどココが中間地点かな?」


智「ヤラマシアかぁ…聞いたことはあったが来たのは初めてだな」


ココは

海も山も近いことで

商いが盛んな街だった

情報も出回るから

伝言で情報を仕入れるが

自らこの地に来たことはなかった


リ「今日はココで一泊してそのまま、ミオヤオ国に入るから」


智「OK。ユウイチのことをもう少し詳しく教えてもらってと構わないか?」


リ「話そうと思ってたから」


トーキオで

ユウイチは現在も

生きているということはわかった

Rの連れでユーリから

すぐに返信がきた


俺は善は急げで

翌日

すぐに出発したいと伝えると


すぐに了承してくれた


ひとまず

生存確認の返信だけをもらったということで

ユウイチの詳しいことは

出発前に

ユーリに調べさせるからということで

その日はすぐに解散した



ユウイチは

ミオヤオ国に

逃してもらってから

この10年

城で培った知識を

子どもたちに

教えるということで

収入を得て生活しているようだった


【私塾】というらしく

最初は個人のお宅に訪問して

子どもに教えていたみたいだが

口コミのおかげか

自宅に広場を設け

子どもたちが

通えるようにし

文字の書き方や

読み方

歴史など

あと所作なども教えているらしく

高貴な位のものにも

喜ばれているらしい


智「そうか…」


リ「もともと、知識豊富でいろんなことが出来ていたから王子の傍使いになっていたんだ。ユッチを傍使いにしたのは王妃さまみたいだし、国王さまも認めていたんだけどね…」


智「何かあるのか?」


リ「これはフーマから聞いただけだけど、王妃さまが亡くなってから国王さまは変わってしまったらしい…二人でよくお出かけられていたんだけど、その街で事故にあって…突然のことに国王も受けとめきれなかったんだろうね、王子に必要以上に執着したんだと思う」


智「それを見かねて、ユッチはカズナリを息抜きのために街に遊びに行かせていたのか…」


そのとき

俺はカズナリに出会ったんだなぁ…









続く






12時 あおたんちゃんのお部屋