片隅の記憶 16 | 黄色い涙〜Storm〜

黄色い涙〜Storm〜

出会いに感謝♡
黄担当で大宮をひどく拗らせてお話書いてます(。-ㅅ-。)
はじめましての方はテーマ→蓮のトリセツの必読を!

智に何度も明々後日にきてくれって言われたから毎日寄ってたギャラリーに寄らないでまっすぐ家に帰っていた



あの日
仕事終わりじゃない時間に行ったために
大野さんが女の人と楽しげに喋ってるのをみてしまって俺は…

自分の気持ちに気づいてしまった


あぁ
そっか…って
ストンと落ちたと同時に

だめだこのままじゃ…
大野さんに気づかれる前に
もう
俺はここにくるのをやめようと思った


なのに
あの人はいとも簡単に
俺の迷いなんて吹き飛ばすようなことをして
言葉を発して去っていった

そんなこと言われてされたら
行くしかなくなって…












俺は大野さんが言うあの日から数えた明々後日にコンビニスイーツを買って仕事帰りにここにきた


目の前にはギャラリーの扉



なんだか
今日は何かが…



かわってしまうんじゃないかという
俺にしたらめずらしく
緊張した状態で扉を開けた







つづく