子育てサークルを対象に
毎年「乳幼児救急救命講習」を
実施しています。
そこでお伝えしてしていることや
いただいたご質問への回答を
シェアさせていただきます
子どもが頭を打った!
たんこぶができない方が危険?
頭を打ったら、
「たんこぶができない方が危険」
というのは迷信です。
お子さんが頭をぶつけてしまったら、
たんこぶの有無にかかわらず
適切な処置と経過観察を
行うようにしましょう
子どもが頭を打ったら?
子どもが頭を打ってしまったら
経過観察をしながら、
保冷剤を包んだタオルなどで
20分~30分程度冷やしてください。
次のような場合は
119番通報をして救急車を呼ぶ
もしくは医療機関を受診しましょう
気を付けるべきサインは?
子どもが頭を打って
次のような症状があるときは
119番通報をして救急車を呼びましょう
意識がない
けいれんしている
手足の動きがおかしい
出血が止まらない など
そして、
呼吸が止まっているときは
救急車が到着するのを
ただ待つのではなく
心肺蘇生を行ってください。
また、次のようなときも
医療機関を受診しましょう
短時間でも意識を失った
何回も嘔吐する
ぶつけた場所がへこんでいる
頭痛がある
いつもと様子が違う など
まとめ
子どもが頭を打ったとき
「たんこぶができない方が危険」というのは迷信です。
子どもが頭を打ってしまったら
経過観察をしながら、
保冷剤を包んだタオルなどで
20分~30分程度冷やすようにしましょう。
意識を失っている、
けいれんしているなどの症状があるときは
119番通報をして救急車を呼びましょう
そして、
呼吸が止まっているときは
救急車が到着するのを
ただ待つのではなく
心肺蘇生を行ってください。
心肺蘇生の方法を学びたい方は
お住いの地域の消防局などで行っている
「救急救命講習」を受講されることを
オススメします