子育てサークルを対象に
毎年「乳幼児救急救命講習」を
実施しています。
そこでお伝えしてしていることや
いただいたご質問への回答を
シェアさせていただきます
子どもが心肺停止に陥る原因とは?
先天性の疾患などがない子どもが
心肺停止に陥る原因で多いのは
誤飲
溺れる
ケガ(転落・やけど) です。
あるママさんから
次のようなご質問をいただきました。
「 子どもが
シールを誤飲してしまった
ことがありました。
結果的に何ごともなく済んだのですが、
飲み込んでからしばらく
どこかに引っかかっているような咳
をしていて
とても心配しました。
そんなときは
どうしたらいいのでしょうか」
子どもの誤飲で多いのは?
子どもの誤飲で多いのは
紙類
シール
ポリ袋・ビニール袋 です
喫煙者がいる家庭では
タバコ
にも気を付けなければいけません
( 私も幼少期にタバコを食したことがあるそうです )
子どもがシールを誤飲してしまったら?
子どもって、
ちょっと目を離してしまったときに限って
予想外の行動に出たりしますよね
もし、誤飲してしまっても
とくに変わった様子が無ければ
自然と排出 されるのを待ちましょう
ただ、次のようなときは注意が必要です
呼吸ができない(窒息)
変な咳をしている
呼吸ができない(していない)状態のときは
119番通報をして救急車を呼んでください。
そして、
救急車が到着するのを
なす術もなく待つのではなく
異物除去や
呼吸が止まっているときは
心肺蘇生を行ってください。
変な咳をしているときは
のどや気道に
ひっかかっている可能性があるので、
医療機関を受診してください。
ほかにも、
顔色が悪い
ぐったりしている など
いつもと様子が違うと思ったら
医療機関を受診することをオススメします。
まとめ
子どもの誤飲で多いのは
「紙類」「シール」「ポリ袋・ビニール袋」 です。
子どもの手の届く場所に
こういったものを置かないように
気を付けましょう。
もし、誤飲をして窒息してしまったら、
119番通報をして救急車を呼んでください。
そして、
救急車が到着するのを
なす術もなく待つのではなく
異物除去や
呼吸が止まっているときは
心肺蘇生を行ってください。
異物除去や心肺蘇生の方法を学びたい方は
お住いの地域の消防局などで行っている
「救急救命講習」を受講されることを
オススメします