昼間っからすいませんねー。まだ、序盤なんで大丈夫かな。智とカズの甘々な夜スタートラブ




カズくんをベッドにそっと下ろす。すると俺の首に回っていた手がそのまま俺の顔を引寄せた。

「んふふ。ねむーい」

ほとんど目を瞑ったままふにゃりと笑ったカズくんは、言葉とは裏腹に唇をムニッと押し付けて来てハムハムする。

もう、なんなの、この可愛い生き物は。

勿論俺はちゃんと応戦しながらカズくんの唇の隙間に舌を滑り込ませる。すぐに伸びて来たカズくんの舌をちゃんと捕まえ、クチュクチュ音を立てて絡ませると、「ンッ」となんとも色っぽい音が。

よしっ、このままカズくんをその気にさせて……

舌を絡み合わせたまま、左手でカズくんの右耳を弄びながら、右手をシャツの裾から中に滑り込ませる。
するすると滑らかな肌を上ってゆくとたどり着く小さな尖り。俺の指が触れた途端、「アッ」と小さな反応。

チュッと強めに舌先を吸って離れると、閉じていた瞼が上がり、物欲しげに揺れる琥珀の瞳が俺を見上げた。

「はぁ……さとし?」

「クス。眠いんじゃなかったの」

「んぅん、もう。ズルい……」

濡れた赤い唇を小さく尖らせ文句を言うけれど、吐息とともに吐き出されたセリフが官能の色に染まっていて、俺を誘う。

当初の目論見通りになって、俺はフッと口許を緩めると、カズくんに覆い被さる。

「いい?」

短く尋ねると、目をそらしながらも頬を赤らめ小さく頷く。その姿がまた可愛らしくて、再び熱いキスをしながらカズくんのシャツを捲り上げて、小さな尖りをきゅっと摘まんだ。